Bericht

2019/01/07 | ニュース

DORTMUND相手に好ファイト。

スペインキャンプ最初のテストマッチは2-3で惜敗。

フォルトゥナはBorussia Dortmundとテストマッチを実施した。前半に非常に良いパフォーマンスを披露し、先制ゴールを奪ったほか、多くのチャンスを得るも決めきれないと、逆に2失点してハーフタイムを迎えることに。後半はGKを除くすべての選手が交代し、押し込まれる時間も増えたが、宇佐美貴史のコーナーキックからMarcin Kaminskiがヘディングゴールを決め、一時は同点に追いつく展開。しかし終了間際に失点を喫し、試合は2-3でタイムアップを迎えることとなった。

Friedhelm Funkel監督は前半は4-1-4-1のシステムを試すことに。ゴールマウスにはMichael Rensingが入り、ディフェンスラインにはJean Zimmer、Kaan Ayhan、Andre Hoffmann、Niko Gießelmannが並び、Marcel Sobottkaのワンボランチの前には、Dodi Lukebakio、Oliver Fink、Kevin Stöger、Benito Ramanが配置され、前線にはMarvin Duckschが入ってキックオフを迎えた。

 

すると開始から5分、フォルトゥナが最初のチャンスを得る。Lukebakioが右サイドでボールを持つと、ドリブルを仕掛けてそのままシュート。しかしボールは僅かにDortmundゴール上を抜けていく。

続いては12分、Lukebakioの素晴らしいパスを受けたRamanが相手GK Marwin Hitzを交わしてゴールネットを揺らすも、これは惜しくもオフサイドの判定でゴールは認められない。

それでもさらに攻勢に出るフォルトゥナはその2分後、左サイドからGießelmannが完璧なセンタリングを上げると、ここに走り込んだStögerがダイレクトで合わせて、先制ゴールを奪うことに成功する(14分)。

 

さらにその2分後には、点差を広げるチャンスが訪れる。Duckschがロングボールをヘディングですらせると、そこにFinkが抜け出して決定機を迎えるも、これはAmos Pieperがギリギリのところでディフェンスを見せ、決めきることはできない。

そのFinkは19分にもZimmerからのスルーパスに抜け出し、Hitzと1対1のチャンスを得るも、これは相手GKに軍配が上がり、続け様の決定機を活かしきれない。

 

するとDortmundがこの日最初の決定機をゴールに結びつける。Lukasz PiszczekのセンタリングをRaphael Guerreiroが落とすと、Maximilian Philippのシュートがフォルトゥナゴールネットを揺らすことに(31分)。

そしてその3分後には、再びPhilippにこの日2点目を決められてしまう。フォルトゥナのボールロストからパスを受けたゴールゲッターは、素早い反転から25mのミドルシュートを放つと、Rensingの頭上を越えてフォルトゥナゴールへ吸い込まれていくことに(34分)。

 

これに対し40分、フォルトゥナはフリーキックのチャンスから、ZimmerのボールにFunkが頭で合わせるも、これはHitzがファインセーブを見せ、ボールはゴールバーを越えていく。

さらに43分には、相手陣内でミスを突いたStögerが自身2点目を狙うも、シュートは僅かに枠を超えていくことに。そうして前半は1点のビハインドでハーフタイムを迎えることとなった。

 

後半に向けて、すべてのフィールドプレーヤーを交代させることとなったフォルトゥナ。4-4-2のシステムを採用したFunkel監督は、ディフェンスラインにMatthias Zimmermann、Robin Bormuth、Marcin Kaminski、Nick Galleを並べ、中盤には宇佐美貴史Takashi Usami、Alfredo Morales、Adam Bodzek、Aymen Barkokが配置され、前線にはKenan KaramanとRouwen Henningsが並ぶこととなった。

 

後半も最初のチャンスはフォルトゥナ。49分、直接フリーキックからHenningsが狙うも、これはHitzが横っ飛びで弾き出す。

さらに59分には前線からのフォアチェッキングからボールを奪ったMoralesが切れ込んでシュートも、これは相手ディフェンスにブロックされてしまう。

それでも67分、宇佐美がコーナーキックを担当すると、蹴り込まれたボールにKaminskiが頭で合わせて、2-2の同点に追いつくことに成功する。

 

ここからブンデスリーガの首位に立つBortmundがテンポを上げ、フォルトゥナ陣内へ攻め込む時間を増やすも、フォルトゥナも集中したディフェンスで対応し、失点は許さない。

78分には香川真司からのパスに抜け出したSanchoがRensingと1対1になるも、これはフォルトゥナ守護神がファインセーブを見せる。

しかし90分、Dortmundの猛攻から、最後はMarcel Schmelzerに押し込まれ、結局これが決勝点となり、2019年最初のテストマッチは2-3の敗戦となった。

 

ラストミニッツゴールで敗戦となったが、Friedhelm Funkel監督は「我々は特に最初の25分間は素晴らしいパフォーマンスを見せていた。そこで2点目を奪わなくてはならなかった。そこから10分間は受け身になってしまったが、そこをDortmundにしっかりと活かされてしまった。後半も決して悪い内容ではなかった。前半とは違うシステムでプレーしたが、その中でしっかりと同点ゴールを奪うことができた。ラストミニッツゴールを奪われてしまったことは非常に腹立たしい。なぜならそれは避けることができたからだ。しかし試合結果は重要ではなく、大事なことは、怪我人を出さなかったことである」と、一定の満足を口にしている。

 

 

フォルトゥナ前半メンバー:

Rensing – Zimmer, Ayhan, Hoffmann, Gießelmann – Sobottka – Raman, Fink, Stöger, Lukebakio – Ducksch

 

フォルトゥナ後半メンバー:

Rensing – Zimmermann, Bormuth, Kaminski, Galle – 宇佐美, Bodzek, Morales, Barkok – Karaman, Hennings

 

 

Dortmund前半メンバー: 

Hitz – Piszczek, Weigl, Pieper, Hakimi – Raschl, Witsel – Pulisic, Philipp, Guerreiro – Götze

 

Dortmund後半メンバー: 

Hitz – Wolf, Toljan, Toprak, Schmelzer – Raschl, Weigl – Sancho, 香川, Gomez – Isak

 

 

得点者: 

1-0 Stöger (14分)

1-1 Philipp (31分)

1-2 Philipp (34分)

2-2 Kaminski (67分)

2-3 Schmelzer (90分)

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