Jean Zimmerのゴールが月間ベストゴール候補に。
Borussia Dortmund戦のゴールがノミネート。
キックオフから56分、フォルトゥナのスローインのシーン。Niko Gießelmannからのボールを受けた宇佐美貴史Takashi UsamiがDortmundの選手たちに囲まれながらボールをキープし、Jean Zimmerへラストパス。少し後ろにずれたパス、、、ように誰もが思った。しかしZimmerにとってはそうではなかった。素早くツータッチしてボールをコントロールすると、そのまま強烈なシュートを放つと、ボールはDortmundのゴール左上隅へと吸い込まれた。まさにトラウムトア(夢のようなゴール)が決まり、2-0!結局このゴールが決勝点となり、フォルトゥナはここまで無敗を貫いてきていたDortmundに2-1で勝利し、前期唯一の黒星をつけることに成功した。
2018年の最後はイングリッシュウィークでの締め括りとなった。Friedhelm Funkel監督率いるフォルトゥナの前にSC Freiburg、Borussia Dortmund、Hannover 96との3連戦が控えていたが、最初のSC Freiburg戦は、スタメン復帰となったKaan Ayhanの2得点で2-0の勝利を収めることに成功した。
続くDortmund戦は3日後にホームでの連戦となったが、相手は今季無敗を貫き、堂々の首位に立つトップクラブ。しかし自信を持って挑んだフォルトゥナは、真っ向からこの強敵を迎え撃つと、Jean Zimmerは「我々はキックオフ早々から全力でぶつかり、対人プレーにも挑んだ」と話すように、好プレーを披露した。
そしてフォルトゥナに先制点が生まれる。Kevin Stögerからの前線へのロングパスにDodi Lukebakioが抜け出すと、そのままゴールネットを揺らすことに成功する。さらに38分には宇佐美が追加点を奪う決定機を迎えるも、これはシュートミスとなり、子のチャンスを活かすことはできない。
それでも2点目は後半に生まれることに。56分、宇佐美からのパスを受けたZimmerが豪快なゴールを決めて、首位Dortmundを相手に2点のリードを奪う展開となる。「まさにあのシーンのような練習を、Axel Bellinghausenコーチと週1回練習していたんだ。完璧なシュートを放つことができてとても嬉しい(Zimmer)」と語るゴールが決勝ゴールとなり、その後のDortmundの追撃を1点に抑えたフォルトゥナが、ジャイアントキリングを達成させることとなった。
そして年内最後の試合となったHannover戦は、ジョーカーOliver Finkが、ラストミニッツゴールを決めて、フォルトゥナのイングリッシュウィークを完璧な形で締めくくることとに成功した。