「ビッグネームであり、ドイツの伝統的なクラブ」
Lutz Pfannenstielのスポーツ役員就任を正式に発表。
正式に仕事をスタートさせて2日目となった月曜日の午後、フォルトゥナの新しいスポーツ役員がメディアの前で紹介されることとなった。45歳のLutz Pfannenstiel氏は、幼少期のフォルトゥナレジェンド選手Sepp Weiklへの思いや、この伝統クラブでの目標をについても言及した。
フォルトゥナでの任務について:
「Dr. Reinhold Ernst監査役会会長との話し合いの中で、私はすぐに重要な任務に関わっていけることを聞くことができた。フォルトゥナ・デュッセルドルフは今も昔もビッグネームであり、ドイツサッカーにおいて、重要な伝統クラブの一つである。私にとってもフォルトゥナがe.V.(eingetragener Verein)の形態を維持していることは、非常に魅力的だ。そしてここでは多くの人たちが信じられないくらい大きなエネルギーを費やしていることも、非常に興味深い点の一つである」
フォルトゥナとの特別な関係性について:
フォルトゥナレジェンド選手であるSepp Weiklは、(私の故郷でもある)ZwieselのBodenmais出身であり、彼は私の父と非常に仲が良く、いつの日か私は彼からARAG(のロゴが入った)ユニフォームをプレゼントされていた。だから私は当時から、フォルトゥナのことを他のクラブよりも注視していたんだ」
NWR(ノルドラインヴェストファーレン州)での最初のクラブとなることについて:
「ドイツサッカーは常に西部が中心である。フォルトゥナのほかにもNRWには多くのトップレベルのクラブが存在している。だからこそ、ここで仕事をスタートできることは非常に興味深いことだ。 自分の中ではこの地域の人たちとメンタル的に適合できると確信している」
契約期間について:
「人々は私のことを消防士以外の何者でもないように表現するが、私としてはこのフォルトゥナ・デュッセルドルフを戦略的にさらに成長させたいと思っている。
冬の移籍の可能性について:
「我々はチームを高めることはあっても、メンバーを広げるような補強はしない。もし選手を獲得するようなことがあれば、その選手はすぐにチームの助けにならなくちゃいけない。それは冬の市場では決して簡単なことではない。それでももちろんそこについては、夏にも良い仕事をしたスカウティング部署と共に、しっかりと従事していく。現在のチームはしっかりとしたメンバーで構成されており、どのポジションも選手がそろっている」
目標について:
我々は全力でブンデスリーガに残留したい。それが我々の最も重要な目標であり、そのために全力を尽くすつもりだ。長期的な視点では、フォルトゥナが1部リーグに定着していくことを目指している。そのほかにも、例えばアカデミーからトップチームまでのプレーのフィロソフィーの確立など、いくつかのポロジェクトを進めていくつもりだ」