首位DORTMUNDがデュッセルドルフへ。
フォルトゥナがヘアプストマイスターをホームで迎え撃つ。
先週末にホームでSC Freiburgから2-0の勝利を挙げたフォルトゥナだが、その3日後には再びホームマッチを迎えることになる。今回の対戦相手は現在、2位Borussia MGに勝ち点9点の差をつけてブンデスリーガの首位を独走するBorussia Dortmundだ。なおこの試合で、Marvin Ducksch(フォルトゥナ)とMahmoud Dahoud(Dortmund)の2選手にとっては古巣対決となる。
指揮官:
今シーズンからPeter Stöger氏のあとを継ぎ、Borussia Dortmundの指揮官に就任したLucien Favre監督は、これまでに8クラブで指揮を執ってきた指導者であり、今回はフランス1部リーグのリーグアンに所属するOGC Niceからの加入となった。Favre監督はドイツでも有名であり、Hertha BSCとBorussia MGで合計288試合を指揮した経験を持つ。なお、選手としてはFC ToulouseやServette FCなどでプレーした。
今季の目標:
Dortmundの今シーズンの目標は、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得することである。その目標に向けてここまでは、15節が終わって2位Borussia MG、3位FC Bayernに9点の差をつけて首位に立っていることから、非常に良いシーズンを送っていることになる。しかしこの状況でもDortmundのアドバイザーを務めるMatthias Sammer氏は「マイスターについては全くコメントするつもりはない。BVBは現在、ドイツサッカーの中で止めることができないチームのように言われているが、それは全く正しくなく、間違った分析をされている」と、”Welt am Sonntag”のインタビューで語っている。
フォーム:
現在のDortmundのチーム状態は、これ以上ないくらい良い状態だ。今シーズンのブンデスリーガで無敗を貫いており、首位を独走している。現在6連勝中のチームは、FC Bayernに3-2の勝利を収めたほか、ルールダービーでもFC Schalke 04からも勝利を挙げている。
チャンピオンズリーグでのAtlético Madrid戦で、今シーズン唯一の黒星を喫しているが、ベスト16進出は決定している。またドイツ杯でもGreuther FürthとUnion Berlinに勝利し、ベスト16進出を決めており、3回戦ではWerder Bremenと対戦することになっている。
再会:
フォルトゥナのMarvin Duckschにとっては、このDortmund戦は特別な一戦となる。2002年からDortmundのユニフォームを着てプレーしてきたストライカーは、2013/14シーズンにはトップチーム昇格を果たし、8試合に出場したほか、1得点を記録している。またU23チームでは84試合に出場し、36得点23アシストの結果を残している。
一方Dortmundのメンバー入りとなるであろうMahmoud Dahoudは、フォルトゥナのユースアカデミーに所属した過去を持つ。これまでにDortmundで46試合に出場し、1得点6アシストを記録しており、今シーズンも12試合でピッチに立っている。