「今は”美しいプレーヤー”は必要ない」
HERTHA BSC戦に向けたFRIEDHELM FUNKEL監督の会見。
Friedhelm Funkel監督は土曜日のHertha BSC戦に向けた会見の冒頭で、「我々のキャプテンOliver Finkがメンバー入りすることになる」というグッドニュースを切り出した。昇格を果たした昨シーズンのチームにおいて、Finkが非常に重要な役割を担ったことに言及し、彼が今後もチームを率いる存在であることを強調している。
今週の試合に向けて指揮官は、「私はOlliと長い時間話をした。彼は自分の身体の状態について非常に細部まで把握できており、再びプレーする準備ができているかどうかについても、しっかりと理解している」と切り出した。
Funkel監督にとって、復帰についてのゴーサインが出たベテラン選手がメンバー入りすることは当然のことになる。そして「彼の試合におけるインテリジェンスやその存在は、ピッチの上でも、そしてピッチサイドでも、チームの大きな助けになる。彼のような経験豊富な選手が戻って来るということは非常に重要なことだ」と、彼に大きな期待を寄せている。
今週末の対戦相手であるHertha BSCに言及した指揮官は、「再び非常に難しい相手との対戦になる。彼らの攻撃陣にはSalomon Kalou、Vedad Ibisevic、Davie Selkeという強力なフォワードがおり、彼らはそれぞれが試合を決定付けるプレーをすることができる」と、最大級の警戒を務めると共に、「我々は戦闘モードで挑み、昨日のトレーニングで見せていたように、それぞれが限界値まで力を引き出す必要がある。1対1においてのクオリティをより高めなくてはならないが、その辺は今週のトレーニングでも見て取ることができた」と、自身のチームに求めることにも言及した。さらに「このような状況下では、美しいプレーをする選手ではなく、今の状況を理解し、何をしなくてはいけないかが分かっている選手が必要になる」と付け加えている。
次の試合に向けての選手選考については、サプライズもあるかもしれない。「予想外の選手がベンチ外になることもあり得るかもしれない。我々は日々、可能な限りの戦術フォーメーションと、それに合う選手についての思考を巡らせている。それは今週の数日間でも同様だ。そんな中で我々は常に、ベストの11人をピッチに送り出すことを考えている」とコメントしているが、Benito Ramanがメンバー入りするかには、現在のところまだ小さな疑問符が付くほか、Marcel Sobottka、Raphael Wolf、Andre Hoffmann、Diego Contento、Tim Wiesnerらは、引き続き離脱となる。