U12チームが中国遠征を実施。
上海で行われた国際大会で準優勝。
フォルトゥナU12チームは先月、中国遠征を実施し、現地で掛け替えのない経験と共に、多くの思い出を作って戻ってきた。なお、2007年生まれの選手たちは、現地で国体大会に出場し、準優勝を飾っている。
デュッセルドルフを出発した一行は、目的地の上海に到着するまで21時間を要することとなったが、この旅は、まずはトップチームが使用するチームバスでフランクフルト空港に向かうという特別な経験からスタートした。
現地でU12国際サッカー大会に出場することとなったフォルトゥナU12チームは、グループリーグで同じNRW州クラブであるSchalke 04と同組になったほか、中国1部クラブHebei China Fortune FC、オーストラリアのOlympic Sidneyと対戦することが決定。
長旅の疲れは少々あったが、選手たちは早速この大会に向けて、大きなスタジアムでトレーニングを実施した。
大会1日目の初戦で、その疲れが抜けきらないフォルトゥナは、Schalke 04に1-7の大敗を喫してしまう。それでも2試合目ではSidney相手に3-1の勝利を収め、さらに翌日には中国チームにも2-1で勝利し、決勝トーナメント進出を確定させた。
準決勝では台湾代表チームと激突したが、この試合でも勝利を収めたフォルトゥナは、決勝戦で初戦に敗れたSchalke 04と再び対峙することに。この試合は激闘となるも、試合は2-4でSchalke 04に軍配が上がることとなったが、素晴らしい戦いを披露することとなった。
この国際大会を通じて、自分たちの力を知るという素晴らしい経験を積んだ選手たちだったが、その後は上海を観光する時間にも恵まれた。2300万人が暮らす大都市は、彼らに様々なものを見せてくれた。そして、それら全ての思い出を胸に、再び故郷デュッセルドルフの帰路へと着くことになった。