「私は選手らを身体を張って守る」
アウェーEINTRACHT FRANKFURT戦に向けたFRIEDHELM FUNKEL監督の記者会見。
今週金曜日の20:30にキックオフとなるフランクフルトでのアウェー試合は、過去に5年間指揮を執った経験のあるFriedhelm Funkel監督にとっては、古巣との対決を意味する。当時を振り返り、「素晴らしい時間だった」と話す指揮官は、」私にとってはこのサッカー界には、そんなに多くの特別なことはなくなってしまったが、それでもフランクフルトに戻ることは、特別ということができる。多くの古い友人の顔を見ることができるだろう」と続けている。
次の試合に向けて2週間かけてしっかりと準備することができたFunkel監督は、「選手たちは素晴らしいトレーニングを積んできた。全員がフィジカル的にも戦術的にも、そして技術的にもしっかりと準備してくれた。それを彼らがピッチで表現してくれることを願っている」とコメントしている。
もちろん、フランクフルトで結果を求める上で、それは必要不可欠なものとなる。「Eintracht Frankfurtは今シーズン、素晴らしい運動量と素早い切り替えのサッカーを見せている。そして彼らにはLuka JovicとSebastian Hallerという素晴らしいストライカーがいるだけでなく、さらにFilip Kosticもコンディションを上げてきている」と警戒心を強める指揮官はさらに、出場停止となるAnte Rebicについても言及し、「彼が出場しないことは我々にとっては有難いことだ。それは隠すことではない事実である」と述べている。
今シーズン当初は非常に批判を受けることとなった対戦相手の指揮官である"Adi" Hütter監督についてだが、「それはとても自然なことだ。Eintrachtは多くの良い選手を失ったわけだし、Adiにとっては初めてブンデスリーガを指揮しているのだ。当然慣れるまでに時間が必要になるのだから。最近は2試合結果が出ないだけで監督業について問われるが、その辺は全く理解ができない。本当に酷いものだ」との見解を示している。
自身のチームに関しても言及し、「私は、我々が17位に転落した、という記事を目にしたが、、、転落?昇格クラブにとっては全く驚きなことではないはずだ!ちなみに我々のパフォーマンスは非常に良いものを見せているし、もう少し我々に運があれば、我々は12位に位置していただろう。我々はもう少しチームに時間を与えなくてはならない。彼らは素晴らしいキャラクターを持ち合わせているし、だからこそ私は、どんなときも私の選手らを最後まで守っていく」と、熱を込めて語っている。
フォルトゥナのメンバーに関しては、大きな変更を加える予定はないが、Niko Gießelmannは足の負傷により欠場する可能性が高い一方、Aymen Barkokはオプションの一つになり得るであろう。「Nikoがプレーする可能性は、非常に低いと思っている。中盤には多くの選択肢があり、その1人はAymenでもある。彼はチームに力強さとダイナミックさをもたらす存在である」と続けている。そうなればBarkokにとっても、古巣との対戦ということになる。