これ以上最高の舞台はない」
アウェー1.FC Nürnberg戦に向けたFriedhelm Funkel監督の記者会見。
なんというシーズンのフィナーレだろうか。今季最終節の第34節を前に、フォルトゥナと1.FC Nürnbergはブンデスリーガ1部昇格を確定させたが、その2チームが勝ち点同率のまま、今季の最終戦でリーグ優勝をかけて激突することになる(日曜日、15:30キックオフ)。フォルトゥナのFriedhelm Funkel監督は、2017/18シーズン最後となる試合前の記者会見で「これ以上最高の舞台はない」とコメントしている。
記者会見の冒頭でFriedhelm Funkel監督は、「どちらのチームもすでに昇格を確定させ、ここまでの獲得勝ち点数は同じ。そんな2チームが最終節で満員のスタジアムで、リーグ優勝を掛けて戦うことができる。まさにフィナーレとしてはこれ以上ない条件が整ったと言える」と切り出した。
現時点ではまだ"2部同士"の2チームが、まさに優勝のシャーレを奪い合うことになるが、指揮官は「月曜日に市庁舎のステージでそれを受け取ることになるのも悪くないね」とはにかんで見せた。
1.FC Nürnbergはフォルトゥナが昇格を確定させた2週間前から1節あと、アウェーSandhausenで勝利を収めたことでブンデスリーガへの復帰を確定させることに成功した。「彼らも間違いなく1-2日はこの昇格を祝っていたことと思う。それにふさわしい結果を得たのだから当然だが、それが今週末の試合に影響を及ぼすとは思わない」と若い選手たちへの影響はないと断言し、警戒心を強めている。
この一戦に向けてFunkel監督は特に大きな変化をもたらすつもりはない。「メンバーはKiel戦と同様の選手たちを考えている。これまで怪我で離脱していた選手たちは、今週も離脱したままである。スターティングメンバーについては少しの変更もあるかもしれないが、それも決断は日曜日の朝にしようと思っている。」
誰がそのピッチに立つことになるとしても、ニュルンベルクのスタジアムは超満員の最高な雰囲気になる。「数千人のデュッセルドルフファンがアウェーまで来てくれることは本当に素晴らしいことだ」とファンのサポートに今一度感謝を述べた指揮官は、今シーズン最後の試合でも、ファンとともに勝利を分かち合うために、今季最後のミッションに挑むことになる。