「今回の試合も一切譲るつもりはない」
Arminia Bielefeld戦に挑むFriedhelm Funkel監督の記者会見。
今シーズン、フォルトゥナ・デュッセルドルフとArminia Bielefeldはすでに2回の対戦をしている。ドイツ杯の1回戦で対戦した際には、フォルトゥナが延長の末3-1で勝利し、またリーグ戦でもアウェーで2-0の快勝を収めている。指揮官は「あの試合は今シーズンのベストマッチだった」と振り返っており、今シーズン3回目となる対戦に向けても、「今回の試合も一切譲るつもりはない」と強い意志を示している。
現在5位におり、この試合の結果次第では3位へ順位を上げることも可能となる位置にいるArminia Bielfeldに対し、大きな敬意を示すFriedhelm Funkel監督は、「我々はアウェーで非常に強さを発揮するチームと対戦することになる」と警戒心を強めている。さらに「彼らは運動量があり、対人にも非常に強く、我々を苦しめる力を持っている。しかし我々もそれに対してしっかりと準備をしてきた」とコメントしている。
今シーズンすでに2回対戦しているチームだが、「我々はどちらの試合でも素晴らしいパフォーマンスを披露した。特に(2回目の)リーグ戦での対戦は、今シーズンのベストマッチだったと言えるだろう。我々はしっかりとしたパフォーマンスを見せ、そして2-0の勝利を収めさせてもらった」とその試合を振り返った。さらに指揮官は、「次の試合を譲るつもりも一切ない」続けている。しかし「彼らは現在は以前とは違い、システムを重視して戦っている。だからこそ我々もそれに対応する準備をする必要がある」と、前回の試合で2得点を挙げたことは、大きな意味をなさないことに言及している。
負傷離脱中のGökhan Gül、Andre Hoffmannに加えて、先週胃腸炎のためにトレーニングから離脱していたLukas Schmitzも、今週はメンバー外となる。これについて指揮官は「彼とはすでに話をしたが、Darmstadt戦からまたメンバー入りすることになる」としたが、これに対し、Benito Ramanは再びメンバー入りし、オフェンスのオプションになることを明言している。また、「Davor Lovrenも常にピッチに立つ準備ができている。私はワイドアタッカーとして4枚の素晴らしいカードを持っている。金曜日に誰を起用するかは、最後のトレーニングを見て決めるつもりだ」と、嬉しい悩みも明かしている。
Duisburgとのダービーのメンバーからは、負傷のために離脱したAndre Hoffmannのポジションに新しい選手が入ることになるが、「Robin BormuthとAdam Bodzekはどちらもその代わりを務めることができる。彼らはそれぞれ強みがある。Adamはコンスタントに試合できるだけでなく、経験値も豊富だ。Robinはスピードがあり、そして彼の長身はヘディングというオプションにもなる。そのどちらかを次の試合で起用することになる」としている。
この試合に向けては、すでに水曜日の時点で24500枚のチケットを販売したが、「金曜日はファンにとってはあまりいいマッチデーとは言えない。日曜日の試合には多くのファンが来てくれている。今週は金曜日の試合となってしまうが、どれだけの方々が来てくれるのかを楽しみにしている」と話すFunkel監督だが、明確なことは、「ファンのサポートは今回も素晴らしいに違いない」ということだ。