「周りに左右されてはいけない」
アウェーUnion Berlin戦に向けたFriedhelm Funkel監督の記者会見。
Friedhelm Funkel監督は、シーズン開幕前からUnion Berlinはブンデスリーガ2部の中ではトップクラブの一つであると主張していたが、「私の中でのUnion Berlinに対する印象は全く変わらない」とコメント。それを含めて、今節のアウェーでの一戦に向けて警戒心を高めている指揮官だが、会見ではこの一戦に向けて、ESPRITアリーナ内でのトレーニングを実現させてくれたことに感謝の言葉も述べている。
会見の冒頭で、「Union Berlinの選手たちの個々の能力は、ブンデスリーガ2部の中でもトップだと思っている」と強調したFriedhelm Funkel監督は、「にも関わらず、彼らがここまで思うような結果を残せていないということについては、説明は避けたい。とにかく彼らは非常に経験のある素晴らしいチームであることは間違いないし、またアウェーAlten Förstereiでで良いプレーすることは非常に難しいんだ。あそこは独特な緊張感のある素晴らしい雰囲気がある。そしてきっと彼らは、我々と対戦することに非常に高いモチベーションを持っているはずだ」と、強い警戒心を示している。
この数週間で、フォルトゥナは勝ち点を順調に獲得し、他のクラブから少しリードを奪うことができているが、「ざわざわ私が選手たちに警告する必要もない」と話すFunkel監督は、「私は毎日全力で取り組んでいく。我々の前には非常に過酷な13試合が待ち受けている。早速ベルリンでの試合は非常に難しいものになるはずだ。我々はこの先もとにかく1つになり、集中して戦っていくだけだ。周りの状況に左右されてはいけない」と、夏の昇格の可能性に関する報道に対してのコメントは避けている。
この一戦に向けて、キャプテンのOliver Fink(筋肉の負傷)と原口元気(脳震盪)はチームには同行しない。「これに対しては、誰を代わりに起用しようか、色々と考えている」と話すFunkel監督は、「この戦いを受けて立ち、スペースを小さくして挑むつもりだ。そうやって去年もアウェーで結果を残すことができていた」と続けている。
なお、この一戦に向けて、ESPRITアリーナでトレーニングを重ねているチームだが、「これを実現させてくれた関係者に心より感謝したい。来週はここでFürthとの対戦があるにもかかわらず、アリーナでのトレーニングを許可していただけたことで、我々の試合に向けた準備は非常に良いものとなっている」と感謝の意を表している。