「イメージ通りに進めることができた」
Friedhelm Funkel監督のスペインキャンプ総括。
フォルトゥナの選手たちがホームタウンに戻って来た。水曜日の夜にデュッセルドルフ空港に到着したチームは、土曜日には2部練を実施することになるが、それまでの2日間はオフとなるため、選手たちは体の回復に努めることになる。この8日間に及んだスペインキャンプを振り返り、Funkel監督が総括した。
スペインMarbellaでのキャンプを振り返り、ポジティブな印象を口にしている。「我々はスペインでのトレーニングや環境について、非常に満足している。イメージ通りのプログラムを消化することができた。最後の方で少し天候が崩れてしまったが、それでも素晴らしいビーチ沿いを散歩したり、ランニングしたりと、有効活用することができた」と感想を述べているが、続けて「グラウンドは素晴らしかった。あれだけ激しい雨が降った後でも芝生は痛むことなく、使用することができた。このことからも、Marbellaがキャンプ地として素晴らしい条件を揃えていることがわかる。だからこそ、我々だけでなく、多くのチームがこの周辺でキャンプをしていた」とコメントしている。
一方でキャンプ中の試合で唯一負傷したGökhan Gülについては、軽症であったことが確認されており、「(このキャンプでは)ほとんど負傷などの問題は生じず、すべての選手がトレーニングに参加することができた。もちろん選手たちは、非常に疲れているし、自宅に戻ってくることができて、喜んでいるだろうね」と話している。なお、Rouwen HenningsとRaphael Wolfは、このキャンプ中には腰痛を抱え、Standard Lüttich戦での出場は回避していた。
Funkel監督はチーム内の良い雰囲気に言及し、「それは我々のチームにとって非常に重要なことだ。選手たちはお互いを非常にリスペクトし合っており、(練習内でファールがあっても)誰も侮辱的な発言をすることはない。すぐに謝罪するし、それを受け入れる。それは選手一人一人の人間性の良さを意味している」とし、さらにホテルでも、「Sascha Röslerチームマネージャーは選手たちい非常に近い距離で、部屋の割り振りも非常に考えてくれている。7泊を過ごす上で、それはとても重要なことだ」と、ピッチ外での選手たちへの細かい気遣いを見せている。
ウィンターブレイクになれば、常に移籍に関してのテーマが話題に上がるが、指揮官は採り立ててテコ入れをする必要性は感じていない。「冬の加入というものは、夏に比べてチームに入ることは容易ではない。準備期間が短い分、それは難しくなる。だからこそ、我々は特に補強選手は探していないし、現時点でチームを去る予定の選手もいない」とし、総括を締めくくった。