Standard Lüttichに1-3で敗戦。
Kujovicのゴールで先制するも、逆転負けを喫することに。
フォルトゥナはスペインキャンプでの2試合目のテストマッチでも黒星を喫することとなった。Dortmundに善戦するも敗れた試合に続き、ベルギーの名門クラブと対戦したフォルトゥナは、開始5分にKujovicのゴールで先制するも、その後に逆転を許し、1-3でタイムアップとなった。
ベルギーの名門クラブとの一戦を前にFriedhelm Funkel監督は、腰に問題を抱えるGK Raphael WolfとRouwen Henningを欠いて挑むこととなった。またBenito Ramanは身体への疲労を考慮されることに。そしてWolfの離脱により、再びゴールマウスに入ったTim Wiesnerは、この日もフル出場を果たすこととなった。
試合は開始から5分、早速フォルトゥナが先制ゴールを奪うことに。右サイドを突破したMarcel SobottkaのクロスにEmir Kujovicが合わせて、幸先よく相手ゴールネットを揺らすことに成功する。その後も試合を優位に進めるフォルトゥナは22分、Anderson Lucoquiが左サイドから鋭いセンタリングをあげるも、これは惜しくも誰も合わせることができない。
その6分後、右サイドをドリブルで抜け出したFlorian Neuhausの折り返しに、キャプテンOliver Finkが飛び込むも、ギリギリで惜しくもブロックされ、追加点のチャンスを活かすことができない(28分)。逆に35分、Orland Saにヘディングシュートを決められ、試合を振り出しに戻されてしまう。
するとその数分後、フォルトゥナにとっては悔しいシーンが訪れる。Niko GießelmannがWiesnerへ送ったバックパスが、不運にもそのままゴールラインを割ってしまい、オウンゴールという形で2点目を献上してしまうことに。さらに不運は続き、前半終了間際にはGökhan Gülが膝を負傷し、途中交代を余儀なくされてしまった。
後半に入り、Wiesnerと前半終了間際にGülに代わってピッチに入っていたAndre Hoffmann以外、全ての選手が交代となったフォルトゥナは、4-4-2のシステムを採用し、宇佐美貴史はKarlo Majicとツートップを担うことに。
1点を追いかけるフォルトゥナは、早い時間での同点ゴールを目指したが、得点は逆サイドに生まれてしまう。58分、ボールを奪われると素早いカウンター攻撃を受け、最後はPaul-Jose Mpokuに決められて、点差を2点に広げられることに。
これに対し、反撃のチャンスを掴んだのは72分、Taylan DumanとKianz Froeseのコンビネーションから、最後は宇佐美が右足で狙うも、シュートは惜しくも相手ゴール脇を抜けていってしまう。
その後は決定機を作り出すことができないまま、90分のタイムアップとなり、2018年2試合目のテストマッチは1-3で敗戦となった。
フォルトゥナ前半メンバー:
Wiesner – Gül (45分 Hoffmann), Bormuth, Gießelmann – Schauerte, Lucoqui – Sobottka, Neuhaus, Fink – Nielsen, Kujovic
フォルトゥナ後半メンバー:
Wiesner – Zimmer, Ayhan, Hoffmann, Schmitz – Froese, Bodzek, Duman, Lovren – 宇佐美, Majic
得点者:
1-0 Kujovic (5分)
1-1 Orlando Sa (35分)
1-2 Gießelmann (38分 OG)
1:3 Mpoku (58分)