Bericht

2018/01/07 | ニュース

Dortmundとのテストマッチは0-2で敗戦に。

前半は健闘するも、勝利には繋げられず。

フォルトゥナは2018年最初のテストマッチとして、ドイツ杯王者でもあるBorussia Dortmundと対戦し、0-2の惜敗を喫した。前半は善戦し、スコアレスドローで折り返したFriedhelm Funkel監督率いるチームだったが、後半にAlexander Isakと香川真司に得点を奪われ、敗れることとなった。なお、宇佐美貴史は後半開始から出場したが、金城ジャスティン俊樹は出場しなかった。

土曜日の夕方、スペインキャンプ最初のテストマッチとして、Borussia Dortmundと対戦することになったフォルトゥナ。Friedhelm Funkel監督は4-2-3-1のシステムを採用することに。ゴールにはTim Wiesnerが入り、ディフェンスラインにはJean Zimmer、Kaan Ayhan、Andre Hoffmann、Lukas Schmitzが並び、ダブルボランチにはMarcel SobottkaとFlorian Neuhausが、そしてワイドアタッカーには快速のBenito RamanとDavor Lovrenの2人が配置され、トップ下にはHavard Nielsenが、そして前線にはEmir Kujovicが入る形でキックオフを迎えた。

 

 

開始早々はまず、Dortmundがチャンスを掴む。中盤でボールを支配すると、8分にはAndrej Yarmolenkoがこの日最初のシュートを放つも、これはGK Wiesnerがセーブ。するとDortmundは12分、Raphael Guerreiroが負傷によりピッチを後にし、これに代わってMarc Bartraが入るアクシデントに見舞われる。

 

試合が進むと徐々にリズムをつかみ出したフォルトゥナは、安定したディフェンスを見せ、相手の突破を許さないも、攻撃では最後の精度を欠き、決定機は作れない。それでも26分、Ramanが先制のチャンスを得る。Dortmundがビルドアップからミスをすると、ボールを奪った若きベルギー人が相手GK Weidenfellerと1対1のシーンを迎えるも、惜しくもこれを外してしまう。その数分後にも、相手DF Sokratisを交わしたRamanがシュートチャンスを得るも、このボールもDortmundゴール脇を抜けていってしまう(34分)。

 

一方のDortmundも前半終了間際に決定機を作る。Sanchoがペナルティエリア内でフリーで抜け出しシュートするも、これはWiesnerが好反応を見せ、失点は許さず。そして前半はスコアレスのまま、ハーフタイムとなった。

 

 

後半に向けて、Tim WiesnerとMarcel Sobottka以外の全ての選手を入れ替えることにしたFunkel監督。ディフェンスラインにはJulian Schauerte、Gökhan Gül、Robin Bormuth、Niko Gießelmannが入り、4-1-4-1となったシステムのワンボランチは最初はSobottkaが務め、60分からはAdam Bodzekが担うことに。そして中央にはTaylan DumanとOliver Finkが入り、右にJerome Kiesewetter、左には宇佐美貴史Takashi Usamiが配置され、前線にはKujovicに代わってRouwen Henningsが入ることになった。

 

後半の立ち上がりも、最初のチャンスはDortmundに。55分、Yarmolenkoがジャンピングヘッドでフォルトゥナゴールに迫ると、60分にはミドルシュートで再びWiesnerが守るゴールを脅かす。

 

一方、なかなか攻撃の糸口を見出せないフォルトゥナは我慢の時間が続いていたが、71分、ついに均衡を破られてしまう。香川からのパスを受けたYarmolenkoのシュートのこぼれ球を、Alexander Isakに押し込まれ、先制ゴールを奪われることに。

 

これに対しフォルトゥナも72分、エースHenningsが同点のチャンスを掴むも、このシュートはDominik Riemannの好セーブに阻まれ、ゴールネットを揺らすことはできない。するとそのHenningsが腰を打撲し、Majicとの交代を余儀なくされることに(81分)。

 

そして直後の83分、Dortmundが追加点を決めることに。ペナルティエリア内でボールを持ったYarmolenkoが中央の香川へラストパスを送ると、これをダイレクトで合わさせて点差を2点に広げられてしまう。そして試合はそのまま0-2でタイムアップとなり、フォルトゥナはDortmundに惜敗することとなった。

 

 

Friedhelm Funkel監督:

「今日の試合についてはとても満足している。 特に前半は非常に良かったし、Ramanが2度、先制するチャンスもあった。後半に入ってからは、Dortmundが明らかに攻勢に出ていたし、それにより試合には敗れることになったが、この準備期間中で、フィジカル的にも追い込んでいる状況にも関わらず、Dortmundのようなトップクラブを相手にこれだけやれたことはしっかりと評価したい」

 

なおフォルトゥナは、来週火曜日には次のテストマッチとして、Standerd Lüttichとの試合を行うことになる。またチームは引き続き、スペインの太陽のもと、キャンプを続けることになる。

 

 

フォルトゥナ前半メンバー:

Wiesner - Zimmer, Ayhan, Hoffmann, Schmitz - Sobottka, Neuhaus - Raman, Nielsen, Lovren - Kujovic

 

フォルトゥナ後半メンバー:

Wiesner - Schauerte, Gül, Bormuth, Gießelmann - Sobottka (60分 Bodzek) - Kiesewetter, Duman, Fink, 宇佐美 - Hennings (81分 Majic)

 

 

Dortmundメンバー:

Weidenfeller (46分 Reiman) - Toljan (60分 Durm), Sokratis (46分 Toprak), Subotic, Guerreiro (12分 Bartra) - Dahoud (46分 Isak), Sahin (46分 Weigl) - Yarmolenko, 香川, Sancho - Schürrle

 

 

得点者:

0-1 Isak (71分)

0-2 香川 (83分)

 

 

観客数:

1000人

 

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