「勇気を持ってKielに乗り込む」
アウェーKiel戦に向けたFriedhelm Funkel監督の記者会見。
トップゲームだ。フォルトゥナはアウェーで今週土曜日、13:00キックオフで、現在ブンデスリーガ2部の首位に立つHolstein Kielと対戦する。勝ち点1点差で2位につけるフォルトゥナにとっては、再び首位を奪還するチャンスでもある。
Holstein Kielとのトップゲームを前に「我々は勇気を持ってKielに乗り込むつもりだ」と切り出したFunkel監督は、「今シーズンのブンデスリーガ2部では、首位vs2位の試合はまだ一度も行われていなかった。だからこそ特別な試合になる。我々はそれをとても楽しみにしている」と続けた。
チームはここ4試合で勝ち星から見放されているが指揮官は、「特に何かが変わったことはない。どんなシーズンの中でも必ずこういう時期もあるものだ。そういう時期こそ、チーム一丸となって乗り越えていかなくてはならない。我々は今も我々の目標である6位以内に位置している」と、落ち着いた対応をしている。
土曜日の首位決戦を前に周りが騒がしくしていることに対し、「我々は非常に安定したチームになってきている。またここ数年で様々なポジティブなものを取り込んできた。それは間違いのないことだ」とこれまでの歩みを冷静に分析した上で、「Kielは非常に強いチームだ。今シーズンの最初の5、6試合を見た時点で、彼らから勝ち点を奪うのが容易ではないことはすぐにわかった。それはもうシーズンの序盤で明らかなことだった」と、相手への最大限の評価を口にしている。
この大一番に向けて、チームとして重要なことは明確であり、「Dresden戦の立ち上がりよりもしっかりとディフェンスをしなくてはいけないことは間違いない。そして我々の試合をするためには、選手それぞれが100%のパフォーマンスを見せることが不可欠である」としている。
選手の状況としては、出場停止からMarcel Sobottkaが再び戻ってくる。「彼がメンバー入りすることは間違いない」と明言したFunkel監督は、「スタメンはそんなに大きく変えるつもりはない」と続けている。
なお、前節の中盤の選手事情については、「Adam Bodzek、Florian Neuhaus、Marcel Sobottkaの3人が同時に抜けることは、もちろんチームを機能させる上で非常に大きな痛手となった。クリエイティブさやアイディアがかけては、なかなか思い通りの試合展開にはならない。ただし、それに代わって入った選手たちも、自分たちの役割を担うために、ベストを尽くしてくれたとは思っている」と振り返った。