不運な敗戦に。
チャンピオンズリーグ出場クラブのKiew相手に0-1で惜敗。
フォルトゥナはオーストリアキャンプにて2試合目のテストマッチを行い、0-1で敗北を喫した。ウクライナのトップクラブであるDynamo Kiew相手に、非常に良い戦いを見せたものの、最後はAndriy Yarmolenkoに決勝ゴールを決められ、試合には敗れることとなった。
Frank Kramer監督は、チャンピオンズリーグ出場クラブのDynamo Kiew相手に、日曜日のPribram戦からメンバー変更を行なって挑むことに。ディフェンスラインにはKarim Haggui以外の3人を入れ替え、また前回左DFで出場したLukas Schmitzは、Michael Liendlと共にダブルボランチを組むことに。また前線では、Joel PohjanpaloとMike van Duinenがツートップを組んだ。
試合は開始早々にフォルトゥナがチャンスを掴む。新加入のMike van Duinenからのパスを、中央でIhlas Bebouが合わせる。しかしこれは惜しくも枠を外してしまう。その後も優位にパスを回すフォルトゥナが再三、良い攻撃の形を作るも、フィニッシュの精度を欠いてしまう。すると徐々にDynamoが試合を支配し始め、22分にはTugrul Eratのミスから相手にチャンスを掴まれるも、これは守護神Lars Unnerstallが続け様にファインセーブを見せて、失点は許さない。一方フォルトゥナも、前半終了間際にDuinenが再び決定的なシュートシーンを迎える。しかしこれも相手DFにブロックされ得点には至らず、そのままハーフタイムはスコアレスで折り返すこととなった。
後半に入ってもKramer監督はメンバーの交代を行なわず、前半と同じメンバーで後半も再開すると、再びフォルトゥナが好スタートを切る。Sercan Sararerが中央へふわりとしたセンタリングを送ると、それにBebouが合わせに行くも、これは惜しくも届かず(47分)。その11分後にはPohjanpaloがミドルシュートを放つと、61分にもDuinenからの折り返しにフィンランド人ストライカーが合わせるも、どちらも得点を奪うことが出来ない。
そこでKramekr監督がは64分、Axel Bellinghausen、Adam Bodzek、Julian Schauerteを投入し、Bodzekをボランチに配置し、Liendlをトップ下のポジションへと変更する。チャンピオンズリーグに出場するウクライナの強豪Dynamo Kiewは、あまり有効的な攻撃を作れていなかったが、それでも75分、そのクオリティの高さを証明する攻撃を見せる。フォルトゥナDF陣の裏に出されたボールを、最後は中央へ折り返され、Andriy Yarmolenkoが押し込んで、リードを奪われてしまう。その後はフォルトゥナも同点ゴールを目指したが、最後まで相手ゴールネットを揺らすことが出来ず、そのまま試合はタイムアップとなり、オーストリアでのテストマッチで2連敗となってしまった。
Frank Kramer監督:
「我々は今日は、ある程度のところまでは非常に安定した戦いが出来た。しかし、負け試合では決して満足することは出来ない。(前回の試合よりは)明らかな改善を見ることが出来たが、敗戦であることには違いない。」
フォルトゥナメンバー:
Unnerstall – Akpoguma, Haggui, Strohdiek (79分 Ajani), Erat (64分 Schauerte) – Schmitz (83分 Koch), Liendl – Bebou, Pohjanpalo (64分 Bodzek), Sararer (64分 Bellinghausen) – Van Duinen
得点者:
0:1 Yarmolenko (75分)
観客数:
500人



