第6節・FC Hansa Rostock vs Fortuna Düsseldorf
フォルトゥナがROSTOCKに3-1で勝利
土曜日の午後、フォルトゥナがHansa Rostockに3-1で勝利を収めた。フォルトゥナは素晴らしい立ち上がりを見せてリードを奪うと、後半はRostockの猛攻を受けたものの、粘りがったDaniel Thioune監督率いるチームがアウェーで新たな勝ち点3を獲得した。
スターティングメンバー:キャプテンHoffmannが先発に復帰
Daniel Thioune監督は、代表ウィーク前に3-1で勝利したKarlsruher SC戦の先発メンバーから2つのポジションを変更してこの一戦に臨んだ。ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前に、Matthias Zimmermann、Jordy De Wijs、Andre Hoffmann、Emmanuel Iyohaが4バックを形成し、MFにはChristos Tzolis、アペルカンプ真大、Yannik Engelhardt、Ísak Bergmann Jóhannesson、Felix Klausが並び、最前線にVincent Vermeijが入る形でキックオフを迎えた。これにより、Jamil SiebertとNicolas Gavoryがベンチスタートとなった。
前半:フォルトゥナがゲームを支配
フォルトゥナは代表ウィーク前の勢いのまま試合をスタートさせ、序盤から自分たちでボールをポゼッションし、ゲームをコントロールしていく。すると17分、フォルトゥナが最初のビッグチャンスで先制点を奪って見せる。左サイドでJóhannessonからのパスを受けたTzolisが、得意のカットインから右足を振り抜き、ゴールネットを揺らして1-0に。一方のRostockも何度かチャンスを作り出すも、フォルトゥナのDF陣が最後のところで体を張ってブロックし、相手に得点を与えない。
前半終了間際に失点
Rostockが試合の流れを掴みかけた時間帯、フォルトゥナが完璧なタイミングで追加点を奪うことに成功する。Jóhannessonのコーナーキックからゴール前で混戦になると、de Wijsが落としたところに最後はAndre Hoffmannが詰めて2-0に (35分)!それでも前半終了間際、同じくコーナーキックから相手のvan der Werffにゴールネットを揺らされ2-1に (45分)。この失点の後すぐに前半終了のホイッスルが鳴り、フォルトゥナはリードを1点に縮められる形でハーフタイムへ。
後半:Rostockの猛攻
後半は立ち上がりからRostockが流れを掴み、49分にはカウンターからPereaに同点弾のチャンスが訪れる。フォルトゥナDFラインの裏へ抜け出したPereaが、Florian Kastenmeierとの1対1の場面を迎えるも、最後のシュートは上手くミートせず、ボールはゴール右へ。その5分後、Andre HoffmannがSvante Ingelssonとの衝突で負傷交代を余儀なくされ、キャプテンに代わってSiebertがピッチに入ることに (54分)。追加点が欲しいRostockは、こから得意のパワープレーで猛攻を仕掛けてくる。
カウンターからダメ押しゴール
69分、Dennis Dresselに放たれたミドルシュートは右ポストを直撃。その後、Hoffmannに続いてVermeijも不運な衝突で負傷交代を余儀なくされてしまう (75分)。また、試合終盤はデュエルも激しくなり、ファウルも増えてセットプレーの多い展開に。81分には、Nils Frölingにミドルシュートを放たれるも、ここはKastenmeierのスーパーセーブで相手に得点を与えない。その後もフォルトゥナの守護神が立て続けに素晴らしいパフォーマンスを見せ、Bachmannsのヘディングシュートを好セーブで防ぐと、そこからのカウンターでJóhannessonからのボールを受けたNiemiecが、ペナルティーエリア内で相手を交わして左足でゴールネットを揺らし、3-1となるダメ押しゴールをマーク (88分)。ロスタイムには、Klausの直接フリーキック (90分+5分)やGinczekが相手GKと1対1のチャンスを迎えたものの (90分+7分)、追加点を挙げるまでには至らなかった。こうして、前半と後半では対照的な試合となったが、全体としてはフォルトゥナが勝利に値するパフォーマンスで勝ち点3を掴み取ることに成功した。
次節はHannoverとのホームゲーム
来週日曜日 (9月24日)、フォルトゥナはホームのMerkur Spiel-ArenaにてHannover 96を迎え撃つ (13:30キックオフ)。