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2022/08/11 | ニュース

福島県の高校生たちがフォルトゥナを訪問

フォルトゥナが被災地の子どもたちを支援しているNPO法人アースウォーカーズをサポート

8月10日(水)、被災地の子どもたちの支援をしているNPO法人アースウォーカーズがデュッセルドルフを訪れ、フォルトゥナが支援プログラムをサポートした。福島県の高校生たちはまずフォルトゥナの練習を見学し、練習後には田中碧やアペルカンプ真大と交流する機会が設けられることに。また、その後にはアリーナ見学も実施し、フォルトゥナで素敵な時間を過ごした。

NPO法人アースウォーカーズは被災地の子どもたちの支援をしている団体で、原発事故の影響で外遊びが制限されていた福島の子どもたちの支援をしている。本来は毎年、支援プロジェクトの一環としてドイツを訪れていたものの、ここ2年間はコロナ禍により開催できていなかった。しかし今年、6月に入り日本政府が帰国後の隔離措置を軽減したことにより、渡独が可能となった。

 

そして今回、この支援プロジェクトの一環として、福島県の高校生たちがフォルトゥナを訪問。学生たちはまずフォルトゥナの練習を見学し、練習後には日本代表の田中碧やドイツU21代表のアペルカンプ真大との写真撮影やサインをもらうなど、選手と交流する時間が設けられた。また、その後にはアリーナ見学を実施し、フォルトゥナのホームスタジアムであるMerkur Spiel-Arenaの普段では見ることのできない様々なエリアを見て回った。

 

なお、フォルトゥナは8月14日(日)に開催されるFürthとのホームゲームに学生たちを招待することとなっている。クラブはこの支援プロジェクトを通して、被災地の子どもたちが少しでも元気になってくれることを願うと共に、この体験が学生たちのこれからの希望に繋がることを願っている。

 

NPO法人アースウォーカーズ、小玉直也代表:

「高校生たちの喜びと笑顔が広がる1日となりました。コロナ禍の影響で3年ぶりに開催された福島の高校生の訪独プロジェクト。6月の帰国隔離解除以降に募集をスタートし、フォルトゥナには直前の要請に応えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。原発事故後、困難や苦しみの連続だった福島の子どもたちの見たことのない笑顔に私も感動しました。スポーツの持つ力はあらためて偉大だと痛感しました。今後の田中選手、アペルカンプ選手の活躍とともにフォルトゥナが連勝し、来季は1部で試合を観戦できる事を信じて、福島から応援します。今日は本当にありがとうございました」

 

桜の聖母高校1年(福島市在住)、若林優里奈:

「間近での練習見学やスタジアムツアーに興奮し、テレビで見てた田中選手のサインは嬉しくて最高の瞬間でした。ありがとうございました。この企画していただいた方々に感謝して、思い出のひとつとしてしっかり心に留めておきたいと思います」

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