KOWNACKIの素晴らしいカムバック
440日ぶりに2部リーグでゴールを決めたDAWID
おかえり、Dawid!SC Paderborn 07とのホーム開幕戦で先制点を決め、Dawid Kownackiがついにデュッセルドルフに帰ってきた。ポーランド人ストライカーは久しぶりにフォルトゥナで得点を挙げただけでなく、攻守に渡り素晴らしいパフォーマンスを発揮した。
金曜日の夜に行われたSC Paderborn 07とのホーム開幕戦ではDawid Kownackiが先制点を挙げ、素晴らしいカムバックを見せた。これはポーランド人ストライカーにとって、2020/21シーズンの第32節、Eintracht Braunschweig戦でPKを決め、1-0となるゴールをマークした以来、2部リーグにて440日ぶりに挙げたゴールとなった。なお 2020/21シーズン、統計的にも非常に良いシーズンを送ったKownackiは、7得点5アシストという成績を残していた。
一方、続く2021/22シーズンは、なかなか上手くいかないシーズンとなる。シーズン序盤の数試合で多くの出場機会を得られなかった現在25歳のストライカーは、不運にも膝外側靭帯断裂の大怪我を負い、シーズン前半のほとんどを棒に振ることに。そしてシーズン後半には、Lech Posenにレンタルで移籍。そんなDawidは母国のクラブで再びかつての力を取り戻し、4ゴールをマークしただけでなく、ポーランド王者の座を獲得してフォルトゥナに戻ってきていた。
そしてこの夏、KownackiはDaniel Thioune監督のもとで再びフォルトゥナでスタートを切る。1. FC Magdeburg戦の前、Thioune監督は「Dawidのクオリティは初日から明らかでした。彼は存在感を見せ、一度も練習を欠席していません。彼はスターティングメンバーに入るチャンスがあります」とコメント。そしてその言葉通り、Kownackiはスタメンに名を連ね、Felix Klausの2-1となる決勝点のアシストもマークしていた。
SC Paderborn戦では、久々に自らも得点をマーク。アペルカンプ真大からの素晴らしスルーパスに抜け出したDawidは、相手GKとの1対1の場面で、冷静に股を抜いてゴールネットを揺らした。Dawidは試合後「久しぶりのホームゲームだったので、とても嬉しいです。そして試合開始2分後にゴールを奪えたことで、プレッシャーから解放されました」とコメント。しかし、このポーランド人が存在感を発揮していたのはゴールだけではない。前線から積極的にプレッシャーをかけ、チームのために豊富な運動量を見せた。「サッカーはボールを持っているときだけでなく、ボールを持っていないときにやることもあります。それが私の仕事でもあります。今日我々はディフェンス面で本当に良いパフォーマンスを見せました」とKownacki。
その結果、2試合で勝ち点6ポイントを獲得!そして、Kownackiはこの2試合でチームにとって欠かせない存在であることを印象的に見せつけている。