3-1!フォルトゥナがRUZOMBEROKに勝利
Dawid Kownackiが2ゴール - Iyohaも得点をマーク
水曜日の夕方、トレーニングキャンプ最初のテストマッチを実施したフォルトゥナは、MFK Ruzomberokに3-1で勝利を収めた。前半立ち上がり、Emmanuel Iyohaの得点で先制し、その後Dawid Kownackiが前半だけで2得点を挙げる活躍を見せた。
スターティングメンバー:Böckleがデビュー、Kownackiのカムバック
今日の試合ではFelix Klausがキャプテンを務めることに。そして、前線にはEmmanuel Iyohaに並び、Dawid Kownackiが再びフォルトゥナのユニフォームを着て出場。また、左にKristoffer Peterson、中央MFにDaniel BunkとMarcel Sobottkaを配置。DFラインでは新加入のBenjamin Böckleがフォルトゥナでのデビューを飾り、Niko Vukancic、Andre Hoffmann、Matthias Zimmermannと共に4バックを形成し、Dennis Gorkaがゴールマウスに入る形でキックオフを迎えた。
前半:ゴールラッシュ
試合立ち上がり、フォルトゥナがスロバキア1部リーグのチームを相手に先制点を奪ってみせる。Kownackiからの絶妙なラストパスに抜け出したIyohaがゴールネットを揺らして1-0に (5分)。するとその約10分後、ポーランド人ストライカー自らもゴールをマーク。Petersonのスルーパスに反応したKownackiが冷静にシュートをゴールに流し込み、リードを2点に広げる (16分)。しかし、Ruzomberokも反撃を見せ、フォルトゥナの左サイドからのクロスをTomas Bobcekに頭で合わせられ、2-1となってしまう (20分)。それでも32分、Bunkのアシストから再びKownackiが決めて3-1に。さらにKownackiがハットトリックのチャンスを迎えるも、最後のシュートは相手GKの好セーブに阻まれる形に (42分)。こうして、フォルトゥナが2点リードでハーフタイムへ。
ハーフタイムに全選手を入れ替え
Daniel Thioune監督は全選手を入れ替えて後半に臨んだ。これにより、GK Raphael Wolfの前に、Tim Oberdorf、Christoph Klarer、Tim Corsten、Nicolas Gavoryが4バックを形成し、中央MFにJakub PiotrowskiとElione Fernandes、アペルカンプ真大が左、Khaled Nareyが右サイドハーフに入り、最前列にDaniel GinczekとLex-Tyger Lobingerの2トップが並ぶ形に。なお、Tom Geerkensは30分にBöckleに代わって出場し、75分にもFernandesに代わって出場することとなった。
静かな後半
勢いのあった前半に比べ、後半は両チームともにチャンスが少ない展開となる。後半途中、アペルカンプに絶好のチャンスが訪れるも、最後のところでボールに上手くミートすることができず、このシュートはゴール左に逸れていく。試合終了5分前には、フォルトゥナが素晴らしいコンビネーションで右サイドを突破し、最後はNareyが早いクロスを送るも、ゴール前に走り込んだGinczekに後少しのところで合わず、得点には繋がらない。結局、スコアは3-1のままでタイムアップを迎えた。フォルトゥナは勝利を収めたものの、前半終了間際にMatthias Zimmermannが相手と交錯し、負傷してしまったことが唯一のマイナス要素となった。
フォルトゥナは明日木曜日の午前中にもトレーニングを実施する。なお、このトレーニングキャンプでのテストマッチ2戦目は土曜日に行われ、フォルトゥナは18:00キックオフでOlympiakos Piräusと対戦する。もちろん、この試合もフォルトゥナTVが生配信することとなる。