ADAM BODZEKがU23チームの盟主に
フォルトゥナのベテラン選手が現役引退後もクラブに残る契約を締結
ベテランMFのAdam Bodzekが、来季2022/23シーズンからフォルトゥナのU23チームでプレーすることが決定した。これまでトップチームでキャプテンを務めてきたBodzekは、今後2シーズンに渡り盟主としてレギオナルリーガに所属するセカンドチームを強化し、現役引退後もクラブに残る契約を締結している。
2011年1月にMSV Duisburgからデュッセルドルフに移籍したAdam Bodzekは、それ以来フォルトゥナでプレーしており、ベテラン選手としてチームで最も影響力のある選手の1人へと成長した。ボランチとして活躍してきたBodzekは、2012年と2018年のブンデスリーガ昇格に貢献し、ここ2シーズンではキャプテンとしてチームを率いていた。そんなBodzekは、フォルトゥナでブンデスリーガ78試合、ブンデスリーガ2部で203試合を含め、公式戦全298試合に出場していた。
Bodzekは今後の2シーズン、盟主としてレギオナルリーガに所属するフォルトゥナのU23チームでプレーすることとなる。これによりBodzekは、Jens Langeneke、Christian Weber、Andreas „Lumpi“ Lambertz、ここ最近ではOliver Finkが担ってきた役割を受け継ぐことに。また、フォルトゥナはこの36歳のベテラン選手と現役引退後もクラブに残る契約を締結したため、Bodzekはサッカー選手としてのキャリアを終えた後もFlingernの伝統クラブに残ることとなる。
Klaus Allofsスポーツ役員:
「我々はAdam Bodzekと今後の目標に向けた話し合いができたこと、そして彼のフォルトゥナでの時間が終わらないことを非常に嬉しく思っています。Adamは、Oliver Finkが引退したことでU23チームにできた穴を埋めることになります。Adamはフォルトゥナにとって特別な存在です。若い選手たちは彼から多くのことを学ぶことができ、彼らの成長にとって非常に貴重な存在となります。そして、Adamは現役を終えた後もフォルトゥナに残り、新たな役割を担うことになります。我々は彼がこれまで長年に渡り、トップチームのために尽力してくれたことすべてに感謝しています。彼はその経験からもチームの柱であり、模範的なキャプテンでもありました」
ユースアカデミーセンター、Frank Schaeferダイレクター:
「これまでOliver Finkやその前任者たちとのポジティブな経験からも、我々はAdamがこの道に進むと決めてくれたことを、とても嬉しく思います。彼のような人物をクラブに残しておくことが重要です。我々の若い選手たちはAdamから非常に多くのことを学ぶことができるので、我々は彼との時間をとても楽しみにしています」
Adam Bodzek:
「フォルトゥナはここ数年でスポーツにおける私の故郷になりました。この10年間、我々は共に多くのことを成し遂げてきました。私は長年に渡りサポートしてくれたファンの方々に感謝すると共に、仲間たちと一緒にこのスタジアムでプレーできたこと、そしてここ2シーズンはこのクラブのキャプテンを務められたことを光栄に思っています。私はまだスポーツマンとして野心を持っており、ピッチの上で全力を発揮したいと考えています。ここ数年は、常にチームの若手選手たちをサポートすることを心掛けてきました。これからはU23チームでそれを続けていきます」