WERNER SESTERHENN氏がフォルトゥナ・デュッセルドルフの名誉会員に
元最高財務責任者であり選挙委員会会長を特別功労者として表彰
元最高財務責任者であり選挙管理委員会会長のWerner Sesterhenn氏は、金曜日の夜に行われたDynamo Dresdenとのホームゲームにて、クラブ首脳陣よりフォルトゥナ・デュッセルドルフの名誉会員に任命された。71歳のSesterhenn氏は、クラブへの特別な貢献が評価され、表彰されることに。
Cochemで生まれたWerner Sesterhenn氏は、2001年に名誉職の財務最高責任者に就任し、そこから8年間、フォルトゥナの財政面を継続的に安定させた。Sesterhenn氏はクラブが低迷していた頃に”自分の”クラブの責任を担ってくれていた。当時、Helmut Poestges非常会長は、このスポーツ面及び経済面の危機にさらされていた際、クラブが活動を継続するためにも緊急でもう1人の署名者を必要としていた。Poestges氏は「Werner、数週間だけでいいから」という言葉で、金融のエキスパートを説得。そしてSesterhenn氏は、自身の持つ専門知識でフォルトゥナの復活を実現させた。Sesterhenn氏はクラブを救うために私有財産を投じる覚悟で責任を負い、自分の資産を一時的な担保に入れることに同意。そんな彼のおかげでクラブは安定を取り戻した。こうしてSesterhenn氏はフォルトゥナの根源として忘れられない存在に。そして州議会議長の事務局長を務めた後、フォルトゥナが再びブンデスリーガ2部でプレーしていた2009年に名誉役員としての仕事を辞任。退職した彼には、銀色の徽章 (Silberne Ehrennadel)が授与された。
Sesterhenn氏は2012年から2019年までクラブ首脳陣としての活動には意図的に距離を置き、フォルトゥナの選挙管理委員会のメンバーとして活動し、数年間は委員会の会長も務めていた。現在も子どもや若者を積極的に支援するなど、社会貢献活動を行なっている。その例として、デュッセルドルフの劇場と提携し、クラブ初のミュージカル”95 olé - Heimspiel”の公演を実現させている。
Alexander Jobst会長:
「Werner Sesterhennはクラブ史上最悪の危機に責任を負い、その無私の働きと彼の人間性でフォルトゥナが現在こうして存在していることの重要な一部を担い、クラブに大きく貢献してくれました。我々はフォルトゥナへの並々ならぬ貢献に深謝すると共に、最大の敬意を表し、彼をフォルトゥナの名誉会員に任命しました」
Björn Borgerding監査役会会長:
「Werner Sesterhennは、その無私の働きと特別な功績により、我々のクラブを象徴する存在です。今回、名誉会員の輪に加わっていただいたのは、フォルトゥナに多大な貢献をしていただいたからです。さらに、彼の卓越したコミットメントは、クラブやフォルトゥナに関わる全ての人々の危機を救ってくれました」
名誉会員となったWerner Sesterhenn氏:
「私が表彰されることで、クラブがこのドラマチックな時期を思い出してくれることを嬉しく思います。この低迷していた時期には、多くの人々の貢献や市の協力を得て、我々はフォルトゥナをゆっくりと持ち上げることができました。当時、共に尽力してくた方々には本当に感謝していますし、これは我々の誇りです。私個人としては、自分の貢献が評価され、尊重していただけたことを嬉しく思います。クラブ首脳陣の皆さんに感謝の意を表します」