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2022/03/21 | ニュース

「人種差別はなくなっていない」

”国際人種差別撤廃デー”にKHALED NAREYがインタビューに登場

2022年3月21日は”国際人種差別撤廃デー”。そんな日にKhaled Nareyがインタビューに登場し、人種差別をなくすことに対して前向きな展開があるのかどうか、また今後さらに人種差別をなくしていくために何が必要かについて語っている。

Khaled、今日は”国際人種差別撤廃デー”だね。残念ながら人種差別はスポーツ界にもつきまとっているテーマで、過去にはKhaled自身もスタジアムで人種差別を受けたことがあったよね。社会における人種差別のテーマに進展があるかどうかについて、あなたの意見を聞かせてくれる?

「私の意見としては、まだポジティブに発展していると断言することはできません。確かに日常の中で人種差別は減っているかもしれませんが、それでもまだ事実として人種差別はなくなっていません」

 

12月には、選手に対する人種差別的な侮辱で3部リーグの試合が途中で中止となり、昨夏に行われたU21ドイツ代表のホンジュラス戦でも、人種差別騒動が起きたため試合が途中で中止になっていたよね。このように明確なシグナルを示すことはいかに重要なのかな?

「このようなシグナルを示すことは非常に重要です!例えば私は、深刻な人種差別的侮辱が繰り返される場合、選手は全員でピッチを去るべきだと思います。そして、試合も中止にするべきです。こういったシグナルは、統一して行うことで効果があると思いますし、それが差別的な発言をしたい人をなくしていくのに重要だと思います」

 

もしスタジアムで人種差別的な発言をした観客が近くにいたら、周りの人々にそれに対して声を上げる勇気を持って欲しいと思う?

「スタジアムで隣に座っている人が何か自分の意見をはっきり言うことは想像できます。その時はもちろん、人種差別をなくすためにも、加害者に対してみんなで声を上げて欲しいと思います。それでも、残念ながら人種差別的な侮辱を無くすことは決して簡単ではありません」

 

今後、人種差別を無くしていくためにはどうしたらいいと思う?

「明確な制限を設けなければなりません。人種差別は厳罰に処すべきです。そうすることで、人々は差別的な発言をするかどうかをよく考えてから発言するようになると思います」

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