フォルトゥナ・デュッセルドルフとJACQUES TILLYが2021/22シーズンの特別ユニフォームを発表
TILLY氏が街とフォルトゥナの繋がりを表現
フォルトゥナ・デュッセルドルフはAdidasと11teamsportsの協力のもと、Flingernの伝統クラブとデュッセルドルフの街の密接な関係をエモーショナルに表現した、2021/22シーズンの特別ユニフォーム”Jacques Tilly”を発表。このユニフォームは、デュッセルドルフの有名な芸術家であり風刺画家のJacques Tilly氏がデザインしたもので、ブンデスリーガ2部の第27節となるホームゲーム、Hamburger SV戦で着用することとなる。
フォルトゥナ・デュッセルドルフが公開したビデオの中で「フォルトゥナの特別ユニフォームのデザインを描かせてもらえるのは、非常に光栄なことです」と述べたTilly氏。Jacques Tilly氏は彫刻家でもあるコミュニケーションデザイナーで、1983年からデュッセルドルフのカーニバルで知られる風刺的なカーニバル山車などもデザインしている。デュッセルドルフ出身のJacques Tilly氏はこの街と特別な関係にあり、彼にとってデュッセルドルフは他のどの都市でも経験したことのない幸福感に満ちた故郷となっている。だからこそ、フォルトゥナは今年の特別ユニフォームのデザインをデュッセルドルフの芸術家とコラボし、ユニフォームのデザインで街の特徴、そして伝統クラブとの密接な関係を表現している。
例えば、ユニフォームにはデュッセルドルフを象徴する有名なもの数々が描かれており、ライン川の流れに沿って、建物とともにフォルトゥナの伝統的なファン文化をシンボルも描かれている。よく見れば見るほど、聖ランベルトゥス教会、コンサートホール (Tonhalle)、ライン川の蛇行など、常に新しい繊細なモチーフに気づくことだろう。 Paul-Janes-Stadionの隣には”Düsseldorfer Senftopp”があり、メガホンからは”Fortuna ist der geilste Club der Welt (フォルトゥナは世界で最も素晴らしいクラブだ)”という声が聞こえてくる。遊び心にあふれ、風刺的で魅力的なJacques Tilly氏の典型的なスタイルがここにある。また、ユニフォームの首元には”1895”の数字とともに市の紋章にも入っている碇のデザインが施されている。
また、Tilly氏はこのユニフォームで、これまでにフォルトゥナ・デュッセルドルフの特別ユニフォームのデザインとなった著名人の仲間入りを果たした。近年では、デュッセルドルフの醸造文化、伝説のGKであるToni Turek、デュッセルドルフの有名バンド”Die Toten Hosen”などがフォルトゥナ特別ユニフォームのテーマとなっていた。
フォルトゥナ・デュッセルドルフ、Björn Endterマーケティングダイレクター:
「Jacques Tillyはデュッセルドルフのシンボルであり、国際的にもこの街の看板と言える人物です。彼のデザインが施されたフォルトゥナのユニフォームは非常に特別なものです。このユニフォームにはデュッセルドルフを象徴する美しく特別なものの数々が描かれており、街とクラブの密接な関係を印象的に表現しています」
11teamsports、Rolf Gramerダイレクター:
「Jacques Tillyはデュッセルドルフの街とフォルトゥナファンのために、ユニークなオマージュをデザインしてくれました。我々の仕事は彼がスケッチしたものを複雑な仕上げ工程を経て、紙からユニフォームへ完璧に転写することでした。我々はAdidasとともにサプライヤーパートナーとして、今回フォルトゥナの特別ユニフォームの発表を成功させられたことを非常に嬉しく思います」