サイド攻撃を得意とする両チームが激突
HSV戦に向けて知っておくべき数字をチェック
ブンデスリーガ2部の第10節、フォルトゥナはアウェーにてHamburger SVと対戦する。デュッセルドルフの何人かの選手にとって、ハンブルグでの試合は古巣対決ともなる。ここでは、土曜日の20:30キックオフで行われるトップゲームに向けて知っておくべき情報を掲載していく。
フォルトゥナの選手3人…
…彼らにとってこの試合は古巣対決となる。Raphael WolfはHSVのU17チームに移籍してから5年間プレーした後、オーストリアに移籍。Rouwen HenningsもハンブルグのNLZ (ユースアカデミーセンター)で成長を遂げ、プロの選手としてOsnabrückやFC St. Pauliにレンタル移籍。そんなストライカーは2009年にクラブを離れ、都市のライバルグラブであるSt. Pauliに完全移籍を果たしていた。また、昨シーズンまでHSVでプレーしていた27歳のKhaled Nareyは、この夏にハンブルグからデュッセルドルフへ移籍を果たしている。
ビッグチャンス10回…
…これはHSVが今季に逃したビッグチャンスの数。もし、”Rothosen”ことHSVが相手ゴール前でもう少し効率良く得点を奪えていれば、現在の7位よりも上の順位にいたことは間違いないだろう。しかし、注意すべきなのはハンブルグの攻撃陣が非常にアクティブで、今季すでに66本のシュートを放っおり、数多くのチャンスを作り出していることだ。
2点…
…クロスからダイレクトで奪った得点数は、2点がリーグ最高の数字となっている。そんな中、ハンブルグで行われるこの試合では2人の選手に共通点がある。HSVではSonny Kittelがサイドからのクロスでチーム最高の4アシストをマークしており、フォルトゥナではKhaled Nareyが精度の高いクロスからリーグでも2番目に多い6アシストを記録している。これにより土曜日のトップゲームは、サイドから得点をアシストできるクオリティの高い2人の選手の対決ともなる。また今シーズン、両チームともにクロスからそれぞれ8ゴールをマークしており、今季ここまででHSVよりも多いクロス数を誇るのはリーグでもデュッセルドルフだけとなっている。
ヘディングシュート12本…
…これはHSVのRobert Glatzelが放った数字で、Cardiffから移籍を果たした新加入選手は”Rothosen”のトップスコアラーとなっており、今季ここまでにマークした5得点のうち3得点をヘディングで決めている。第8節のNürnberg戦 (2-2)では、彼がヘディングで2得点を奪っていた。中盤にはサイドから素晴らしいクロスを上げられるKittelがいて、ゴール前にはこのアシストを活かせるストライカーのGlatzelが待ち構える。これこそがHSVが成功を収めている攻撃パターンと言えるだろう。