SOBOTTKAが150試合出場を達成
FÜRTHに敗北を喫した試合での5つの要点をチェック
2020/21シーズンが幕を閉じた。フォルトゥナはSpVgg Greuther Fürthに敗れて苦い黒星を喫し、サマーブレイクに入ることとなった。日曜日に行われた一戦での5つの要点は以下の通り。
1.Marcel Sobottkaが記録を達成
ブンデスリーガ1部での2シーズンは怪我に苦しめられ長い間十分な出場機会を得られなかったMarcel Sobottkaだが、今シーズンはフォルトゥナファンが知っている通りの活躍で中盤の要としてチームに貢献。”Cello”ことはSobottkaは今季、フォルトゥナで32試合に出場し、プロとしてのシーズンでは自己最高記録となる5ゴールをマークした。そして、日曜日の試合に出場したことでフォルトゥナでの150試合出場を達成している。ちなみに、現在のチームの中で彼より多くの試合に出場しているのは、Adam BodzekとRouwen Henningsだけとなっている。
2.4試合連続得点
アペルカンプ真大は日曜日の試合で2-1となるゴールを挙げ、今季6ゴール目をマークした。彼の今シーズンの活躍は圧巻の一言だ!プロ1年目のシーズンで度重なる怪我に悩まされた若きゲームメーカーは、僅か21試合の出場でこの記録を成し遂げている。そして、このアペルカンプの4試合連続得点という記録は、近年でも多くの選手が成し遂げていない偉業でもある。アペルカンプは「今、調子が良いからこそシーズンが終わってしまうのは残念ですが、この勢いを来シーズンに繋げたいと思います!」とコメント。さらに、クラブ独自のアカデミーからプロへ成長を遂げた選手の中で、1シーズンに6ゴールを記録した選手というのは10年以上も過去に遡る。2007/08シーズン、当時22歳だった”Lumpi” Lambertzがレギオナルリーガ・ノルドで8ゴールをマークしていた。
3.Petersonの新しいトレードマーク
米国のスポーツ界では、選手がある動作やトリックを何度も繰り返して成功させることを”Signature Move”と呼ぶが、フォルトゥナのアタッカーであるKristoffer Petersonにとっての”Signature Move”は、日曜日に再びゴールを決めた形と言える。左サイドから中へ切れ込み、右足でファーサイドにシュート。Petersonは数週間前のOsnabrück戦でも、前期のKarlsruheでも、まさにこの形でゴールを決めている。
4.Kastenmeierが1位に
最終節では失点を喫してしまったものの、フォルトゥナのGKであるFlorian Kastenmeierが今シーズンに成し遂げた11試合無失点という記録は、2部リーグでトップの成績である。また、最終節でJahn RegensburgsのAlexander Meyerも同じく33試合中11試合を無失点に抑え、レーゲンスブルク出身のKastenmeierと並んで同率1位となっている。
5.リーグ5位でシーズンが終了
日曜日、フォルトゥナが2020/21シーズンを5位で終えることが決定した。Hamburger SVが他会場で勝利したことによりフォルトゥナを追い越し、過去2シーズンと同じ4位でシーズンを終えている。この週末で来シーズンにブンデスリーガ2部で戦う18チームの内16チームが決定した。フォルトゥナファンは来季、伝統クラブ同士のスリリングな対戦を期待できることだろう!残りの2チームは、今週行われる1.FC Köln対Holstein Kiel、そしてVfL Osnabrück対FC Ingolstadtの入れ替え戦の結果により決定することとなる。