Paul Jäger役員は今後も重要な役割を担うことに。
ファイナンス役員は、将来的には別の分野を担当することに。
Paul Jäger役員はクラブの監査役会へ、今後はファイナンスの責任者としての役職を後任に委ねる意向を伝え、監査役会もこの決断を尊重することとなったが、一方で今後もクラブの中の重要なポジションでフォルトゥナに残って欲しい旨を伝えた。その後に話し合いを重ねた結果、Paul Jäger氏は将来的には役員会から外れる代わりに、ソーシャルプロジェクト、地域貢献、協会とのコンタクトにおいて、責任を負っていくことで合意に至った。彼がこれまでに作り上げてきた多くのプロジェクトを通じ、フォルトゥナは街との深い関係性を構築することができている。
これによりフォルトゥナ監査役会は、ファイナンス部門に関する後任探しを行うことになる。それまではPaul Jägerが引き続き責任を負う形となる。
Paul Jägerファイナンス役員:
「経済的な部分で安定を取り戻すことができた今、私は約30年に渡って務めてきたポストから離れ、他のテーマに従事していきたいと思っている。私は十分すぎるくらい長期に渡り、クラブの最前線でいろいろなことに関わってきたが、これらを後任にいい形で受け渡したい。私は数年前からファイナンスディレクターを置くことを準備し、私の後任にすることを考えてきた。ところが残念ながら彼は1年前に、1部クラブから引き抜かれてしまったのだが。それから私は、これまでに作り上げてきた多くのソーシャルプロジェクトにより多く従事していきたいと思っている。この活動をより活性化させていきたいと思っているほか、フォルトゥナのために協会とコンタクトを取っていくことについては責任を持っていきたい。私はReinhold Ernst監査役会会長と非常にフェアで良い話し合いをすることができたとともに、双方で良い方向性を見い出せたことを嬉しく思う」
Dr. Reinhold Ernst監査役会会長:
我々はPaul Jägerのこれまでの長期に渡る役員としての貢献に心より感謝する。今回の彼の決断を尊重するとともに、今後も彼がクラブの中で重要な役割を担ってくれることを嬉しく思う。これから後任をできるだけ早く選出し、Paul Jägerと潤滑な引き継ぎができるようにしていく」