Iyohaの3得点などでテストマッチに勝利。
金城も2アシストで7-0の快勝に貢献。
フォルトゥナは土曜日の午後にKFC Uerdingenとテストマッチを実施し、7-0の勝利を収めた。前半にEmmanuel Iyoha、Özkan Yildirim、Arianit Feratiの得点で3点のリードを奪ったチームは、後半にIyohaが2得点挙げただけでなく、Maecky NgomboとTaylan Dumanが追加点を挙げ、5部クラブを相手に快勝を収めた。
SC Paderbornとのテストマッチ(2-2)の翌日、出場機会の少ない選手たちのためにドイツ5部リーグに所属するKFC Uerdingenとテストマッチを行ったフォルトゥナ。この試合でFriedhelm Funkel監督はMichael Rensingに休みを与え、Justin vom Steegにチャンスを与えることに。またディフェンスラインには、金城ジャスティン俊樹Justin Toshiki Kinjo、Kevin Akpoguma、Gökhan GülAnderson Lucoquiが並び、ダブルボランチにはChristian GartnerとMarcel Sobottkaが入った。またオフェンシブMFにはJerome Kiesewetter、Özkan Yildirim、Arianit Feratiが並び、ワントップはEmmanuel Iyohaが担当し、キックオフを迎えた。
試合はキックオフから17分、そのIyohaが最初の得点を挙げることに成功する。右サイドを突破したKiesewetterからのクロスを押し込み、幸先良く先制ゴールを決めると、その数分後にはKiesewetterとIyohaのコンビネーションから、最後はYildirimが押し込み、リードを2点に広げることに(20分)。その直後、Christian Gartnerが腰を痛め、ピッチを後にすることに。
30分を過ぎたところでペナルティエリア内でSobottkaが倒されてPKを獲得すると、これをFeratiが落ち着いて決めて、3点のリードを奪うことに。その後は両チームに決定機が訪れるも、どちらも決めることができず、試合はそのままハーフタイムとなった。
後半に入るとKFCが積極的にフォルトゥナ陣内へ攻め込み、シュートチャンスを作り出す。しかし得点は再びフォルトゥナサイドに生まれることになる。71分、Akpogumaからのパスを受けた金城が素晴らしいセンタリングを上げると、これをIyohaが頭で合わせ、相手ゴールネットを揺らすことに成功する。
78分には途中投入されたMaecky Ngomboが、Feratiのパスを決めて5-0に。さらに終了間際になっても得点を積極的に奪いに行ったフォルトゥナは、87分に金城からのセンタリングをTaylan Dumanが決めると、90分にはこの日自身3点目となるゴールをIyohaが記録。そして7-0としてタイムアップを迎えることとなった。
Friedhelm Funkel監督:
「我々は自分たちのサッカーをするまでに少し時間が掛かってしまった。しかしそれは、下のクラスの相手に慣れない人工芝での試合だったことを考えれば、普通のことだ。試合の中にはいいプレーもあったし、難しい部分もあった。トータルで考えれば、十分に満足することができるものだったと言える。今日は7得点を挙げることができたし、中には素晴らしいゴールもあった」
フォルトゥナメンバー:
vom Steeg – 金城, Akpoguma, Gül, Lucoqui – Gartner (22分 Duman), Sobottka - Kiesewetter, Yildirim (57分 Ngombo), Ferati – Iyoha
得点者:
1:0 Iyoha (17分), 2:0 Yildirim (20分), 3:0 Ferati (33分, PK), 4:0 Iyoha (71分), 5:0 Ngombo (78分), 6:0 Duman (87分), 7:0 Iyoha (90分)