Frank Schaefer氏が新しいアカデミーダイレクターに就任。

育成のエキスパートが、アカデミーとトップとの繋がりを強化することに。

Frank Schaefer氏が10月05日より正式にフォルトゥナの新しいユースアカデミーダイレクターに就任することが決定した。52歳のエキスパートは、今後はErich Rutemöllerスポーツ役員とともに、ユースアカデミーの明確な目標遂行に向けて活動していくことになる。なおこれにより、これまでアカデミーのスポーツダイレクターを兼任してきたTaskin Aksoyは、U23チームの監督に専念することになる。また、Kevin Ameskampは引き続きアドミニストラティブチーフとして、Schaefer氏をサポートしていく。

Frank Schaefer氏は選手を引退後、1982年から2007年までの間、育成の指導者として1. FC KölnとBayer 04 Leverkusenで従事してきた。そして2007年から2010年の間はKöln U23チームの監督を務め、その後はトップチームの監督としてブンデスリーガで26試合を指揮した経験を持つ。そしてその後は、2012/13シーズンより2016年04月までの3年以上に渡って、1. FC Kölnのユースアカデミーダイレクターを務めていた。

 

Frank Schaefer氏:

「私はフォルトゥナでの新しい任務に就けることをことをとてもうれしく思う。私はRobert Schäfer会長とErich Rutemöllerスポーツ役員と非常にしっかりとした良い話し合いをすることができた。その中で彼らは、私のこれまでの経験やキャリアを評価しポジションを与えてくれたと思っている。フォルトゥナは成長過程の途中にあるクラブであり、この先の成長の一旦を担っていければいいなと思う。」

 

Erich Rutemöllerスポーツ役員:

我々は非常に重要なポストに、Frank Schaefer氏という素晴らしい人材を獲得することができた。彼にはユースアカデミーダイレクターとしての仕事はもちろん、アカデミーからトップチームへと選手を送り込んでいく部分にもしっかりと私とともに勧めていければと期待している。彼にはトップとアカデミーのグラウンドのどちらでも活動してほしい。Schaefer氏はすでにほぼすべてのアカデミーチームの映像を見てくれている。彼からは最初の話し合いからやる気とこの任務への喜びを感じ取ることができていたので、とても期待している。」

 

Robert Schäfer会長：

Taskin AksoyとKevin Ameskampには、Markus Hirteがこれまで負ってきた任務を引き継いでもらい、ここまで素晴らしい形で進めてきてくれていた。これに関してはクラブは非常に感謝している。その上で、これからFlinger Broichに新しいアカデミーの施設を作っていく上で、Frank Schaefer氏は非常に重要な存在となるだけでなく、アカデミーをさらに大きく成長させてくれるはずだ。そして自クラブ出身の選手でアイデンティティの強いチームを作り、我々が目指していく道を作っていってくれるに違いない。それがFrank Schaefer氏を獲得した最大の理由である。」