「また全く違う試合になるだろう」

Braunschweig戦に向けたFunkel監督の記者会見。

今週火曜日のVfL Bochum戦で見せた素晴らしいパフォーマンス(3-0)により、自信を持って現在2部リーグの首位に立つEintracht Braunschweig戦に挑むことになるフォルトゥナだが、この一戦に向けて、Friedhelm Funkel監督は十分な経験をもとに、注意を促している。

「おそらくBochum戦とはまた全く違う試合になるだろう」と切り出したFriedhelm Funkel監督は、「我々は今秋火曜日のBochum戦では素晴らしいパフォーマンスを披露できたが、それは我々が、彼らが自陣からどのようにしてビルドアップしてくるかをしっかりと分析していたからである。ブンデスリーガ2部にはBochumのようなチームは他にはない。その対策が非常によく機能した結果だったと言える。しかしBraunschweigでは、また全く違う戦術で戦うチームと対戦することになる」と、の見解を示した。

それでもBochum戦で得た勝ち点3は、チームには良い影響を与えている。指揮官は、「チームの雰囲気は立ち上げのころから常に良いものだ。Heidenheim戦で敗れた後、我々は批判にさらされることとなったが、これまでのすべての試合で我々は良いパフォーマンスを披露することができていた。だからこそ、この敗戦のあとの批判は受け入れられるものではなかったが、私を含め、選手たちはそれを跳ね返してくれた」と、チームへの賛辞を送っている。

Bochum戦での選手たちを評価しつつ、「選手たちが素晴らしいパフォーマンスを見せ、勝利したことはとても喜ばしいことだ。しかしそれはBraunschweigで同様のパフォーマンスができるという保証にはならない。それは毎試合、全く違うものになり得るわけで、その都度、対応していかなくてはならない」と警戒心を強めている。しかし、「選手たちは自分たちがベストなパフォーマンスができれば、どの相手にでも勝利できることをわかっている。そしてそれはまた、少しでも欠くことが敗戦につながってしまうことも理解している」と、選手たちへの信頼を口にした。

次節の相手は、開幕から5連勝を飾っており、Funkel監督はこの結果に敬意を表している。そして、「Braunschweigはまぐれで首位に立っているわけではない。彼らは素晴らしいサポーターらとともに、共に作り上げてきた非常に良いチームに仕上がっている。Eintracht-Stadionは素晴らしい雰囲気になることも大きな力になっているだろう。私は選手たちがこの試合でも、前節のように最後まで全力で戦い抜いてくれることを期待している。そうすれば我々にも勝利するチャンスがあるはずだ」と、コメントしている。

Oliver Fink(アキレス腱の炎症)とMaecky Ngombo(結膜炎)の2選手は、次節はベンチ外となってしまう。また、Marcel Sobottkaが帯同できるかどうかも、現在のところ不透明となっている。「彼が出場できるかどうかは、金曜日まで待つつもりだ。彼はまだ痛みを感じているが、それでも彼が当日にプレーできることを願っている。しかし彼が出場できないとしても、我々には様々な選択肢があるから心配はしていない」としている。