急遽、ドイツ代表のユニフォームを着ることに。

Emmanuel IyohaがドイツU19代表の試合に出場。

Emmanuel Iyohaにとっては特別な瞬間となった。フォルトゥナがKichers Offenbachと対戦したいたころ(3-0)、Iyohaはそこから100Km離れたSandhausenのHardtwaldstadionにて、U19欧州選手権の5位決定戦に挑むドイツU19代表のベンチ入りを果たしていた。そして延長までもつれ込んだオランダU19代表との試合にて、延長後半に出場の機会を得てピッチに立つと、その後、PKで5-4と勝利したチームの一員として、この勝利を喜んだ。

Wiesenseeキャンプ4日目の朝食を食べていたころのEmmanuel Iyohaは、自分がその日の夜にOffenbachではなく、Sandhausenで欧州選手権のピッチに立っていることは全く考えていなかっただろう。この日、オランダU19代表との5位決定戦に挑むことになっていたドイツU19代表のGuido Streichsbier監督は、体調不良のために欠場が決まったFabian Reese(FC Schalke 04所属)の代わりに、Iyohaを追加招集することを決定した。この報告を受けたフォルトゥナはこれを承諾し、Sascha Röslerチームマネージャーと共に、IyohaはSandhausenへ向けて出発した。

この試合はU19欧州選手権の5位決定戦でありながら、来年韓国で開催されるU20W杯の出場権も掛かった重要な試合となった。90分で決着のつかなかった試合は、そのまま延長戦に突入すると、110分、3-3の状況でStreichcbier監督はIyohaの投入をすることに。その後10分間プレーしたIyohaとドイツチームだったが決着はつかず、そのままPK戦へともつれ込むことに。そしてこちらもサドンデスにまでもつれ込む接戦となったが、最後はBenjamin Henrichsが決勝ゴールを決めて、ドイツU19代表が勝利を収め、これにより来年のU20W杯への出場権も獲得することになった。