Rot-Weiß Oberhausenとのテストマッチに3-1で勝利。

Iyohaの2得点がチームを勝利へ導く。

フォルトゥナはRot-Weiß Oberhausenとのテストマッチに3-1で勝利した。940人の観客が見守ったこの試合は、前半は34分にEmmanuel Iyohaのゴールで先制し、1点リードで折り返すと、後半開始早々の53分にも再びIyohaが加点する。OberhausenもNakowitschがコーナーキックからヘディングゴールで1点を返すも(84分)、試合終了間際にMaecky Ngomboが3点目を決めて(88分)、フォルトゥナが3-1で勝利を収めた。

月曜日からの2次キャンプを前に、土曜日の午後、フォルトゥナはStadion Niederrheinにて、ドイツ4部リーグに所属するRot-Weiß Oberhausenとテストマッチを行うことに。試合はキックオフから立ち上がりは我慢の時間が続く。相手の隙を突こうと前へ前へ攻撃を仕掛けるフォルトゥナに対し、Oberhausenもしっかりとしたディフェンスを見せ、チャンスを掴むことが出来ない。それでも20分が過ぎたところで、フォルトゥナのファーストチャンスが訪れる。Marlon RitterがJulian Kochにスルーパスを通し、Kochが相手GKと1対1のシーンを迎えるも、これは惜しくもオフサイドの判定に泣くことに。

するとOberhausenも24分、Kayaが速攻からシュートを放つも、これはGK Tim Wiesnerが弾き、ボールはフォルトゥナ左ゴールポストを直撃する。すると次はその2分後、フォルトゥナのコーナーキックのチャンスに、Ritterの蹴ったボールはMarcel Sobottkaにピタリと合う。しかしこのヘディングシュートは、相手ゴールバーに弾かれ、得点には至らない。それでも34分、再びRitterが中央からRmmanuel Iyohaにスルーパスを通すと、Iyohaがそのまま相手GKの股を抜くシュートを決めて、先制ゴールを奪うことに成功する。さらに44分にはKevin Akpogumaが18mの距離からミドルシュートを放つも、これは惜しくも相手ゴール上を抜けていく。

 

前半を1点のリードで折り返すと、最初は相手にチャンスが訪れる。Engelmannがフリーでペナルティエリアに侵入し、Wiesnerと1対1を迎えるが、彼の放ったループシュートはフォルトゥナゴールマウスの上に超えていく(52分)。この直後、右サイドでボールを受けたIyohaがドリブルをスタートさせると、そのまま相手ペナルティエリアまで持ち込むと右足を一閃。これが相手ゴールネットを揺らし、この日2点目となるゴールを決めてリードを広げることに成功する。74分には左サイドからAxel Bellinghausenが中央へ鋭いクロスを送るも、これは新加入FWのMaecky Ngomboには惜しくも合わず、クリアされてしまう。更に76分にもNgomboが中央で狙うも、これも相手GKのセーブにあってしまう。

試合のスコアは終盤になって再び動くことに。84分に相手のコーナーキックのチャンスに、最後はNakowitschに頭で合されてしまい、1点差に迫られてしまう。しかしその4分後、再び左サイドからBellinghausenが鋭いセンタリングを上げると、中央で待っていたNgomboが滑り込みながら合せて追加点。これがNgomboにとってはフォルトゥナ初ゴールとなった。試合はそのままタイムアップを迎え、フォルトゥナが3-1で勝利を収めることとなった。

 

Cheftrainer Friedhelm監督:

「選手たちはこれまでの集中的なトレーニングの日々から、明らかに疲れが見て取ることが出来た。そんな中で、このような4部リーグクラブを相手に3-1で勝利出来たということは、非常に良いサインだと思っている。今日のパフォーマンスから3得点と勝利を収めることが出来て良かった」

 

フォルトゥナメンバー:

Wiesner – Lucoqui (46分 Schmitz), Madlung (46分 Bormuth), Akpoguma (46分 Duman), Koch (60分 Schauerte) – Sobottka (60分 Gartner), Bodzek, – Ritter (46分 Bellinghausen), Fink (46分 Yildirim), Bebou (60分 Kiesewetter) – Iyoha (60分 Ngombo)

 

得点者:

0:1 Iyoha (34分)

0:2 Iyoha (53分)

1:2 Nakowitsch (84分)

1:3 Ngombo (88分)