Bericht

2016/07/13 | ニュース

ハードなトレーニングと、最高の雰囲気。

オーストリアキャンプを終えてのFriedhelm Funkel監督の総括。

2回行われるキャンプのうち、第1次となった8日間のオーストリアキャンプは、最高の環境の下で新シーズンに向けたベース作りが行われた。数多くの集中したトレーニングに加え、2試合の非常に素晴らしい相手とのテストマッチを終えた今、Friedhelm Funkel監督が、このキャンプを含めたこれまでの準備期間2週間半を振り返って総括した。

まずFriedhelm Funkel監督は、「私はここまで、チームが披露してくれているパフォーマンスには非常に満足している。選手たちは、我々監督チームが示してきたことを、忠実に表現してくれた」と、今回の8日間に及んだオーストリアキャンプを含めたこれまでの2週間半を振り返り、このように述べている。オーストリアでは最高の環境と同様に、選手たちも現時点での最高のパフォーマンスを見せてくれていた。

特に指揮官が喜びを示したのは、残念ながらFC Lorientとの一戦で相手のラフなタックルにより膝を負傷をしてしまった金城ジャスティン俊樹を含めて、すべての選手がトレーニングを行うことが出来ていることだ。「ウチのフィジカルチームには、大きな称賛をおくりたい。彼らは選手たちをしっかりと管理し、コンディションを保ってくれた。この2週間半のきついトレーニングの中で、そこから全く怪我人を出すことなくこれていることは、本当に喜ばしいことだと思っている」とコメントしている。

指揮官にとって重要なことは、これまでの日々を観察していて選手間で非常に良い化学反応が起きていることと、そして新加入選手たちが非常によくチームに溶け込んでいるということだ。「選手たちはお互いに非常に理解し合っているようだ。チームの雰囲気は非常に良い。それはこれまでのハードなトレーニングの中で、選手たちはよく笑い、そして楽しんでいる様子からよく見てとれる。私にとって重要なことは常に、ハードなトレーニングの中でも再考の雰囲気を失わないことだ」と説明している。

ここまでは非常に良い印象を持っているFunkel監督だが、一方で彼が目指しているところまではまだまだ到達出来ていない。実際のところ、今年のチームは非常に若く、このチームでブンデスリーガ2部のレベルで戦っていくことが求められることになる。そのためにより成長が求められるチームに関して、Funkel監督は「我々は目指しているところまではまだまだ到達出来ていない。そのためにはもちろん時間が必要になる。我々は若い選手たちが自信を付けてくれることを我慢強く待つ必要がある。シーズンを通じて彼らが成長していってくれることを待つ必要があるのだ。ハイレベルな公式試合が続くという環境を経験したことがない選手たちにとっては、これから全く違うシチュエーションが訪れてくる。そういった中で、相手と対戦していく力を養っていくことになる」と、周囲への理解を口にしている。

その中でも最も重要なこととして指揮官は、選手たちが情熱と責任と、そして強い意志を持って日々過ごしていくことだと述べている。少なくともこれまでの2週間半では、すべての選手からその思いを感じることが出来ている。「私は自分の選手たちを100%信用している。チェコ王者のViktoria Pilsenのようなチームを相手に全力で立ち向かう姿は、見ていても素晴らしいものだった。それは我々に自信を与えるものであり、そしてこれからの日々に向けても好感触を持てるものだった」と、選手たちのこれまでの姿勢にも満足を示した。

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