得点者、Unnerstall！！

Viktoria Pilsen戦は、ロスタイムのゴールで1‐1。

フォルトゥナは、オーストリアキャンプでの2試合目のテストマッチも引き分けることとなった。チェコ王者のViktoria Pilsenと対戦したフォルトゥナは、前半に1点のビハインドを負うも、後半ロスタイムにGK Lars Unnerstallの得点で同点に追いついてタイムアップを迎えた。

3‐3となったFC Lorientとの一戦からいくつかのポジション変更を行ったFriedhelm Funkel監督は、ゴールにはLars Unnerstallを、またディフェンスラインにはJulian Schauerte、Alexander Madlung、Robin Bormuth、Axel Bellinghausenを並べ、ダブルボランチにはChristian GartnerとMarcel Sobottkaが入ることとなった。また両サイドにはIhlas BebouとMarlon Ritterが並び、前線にはÖzkan YildirimとOliver Finkが配置され、キックオフを迎えた。

 

大雨が降りしきる中始まった試合は、キックオフ早々からフォルトゥナがボールを支配するも、最初のチャンスは相手チームに。これはディフェンス陣がしっかりと跳ね返すと、次のチャンスはフォルトゥナへ。カウンター攻撃から左サイドを経由し、最後はBellinghausenが中央へ鋭いセンタリングを送るも、これは惜しくも前線に飛び込んだBebouに合わず(16分)。その2分後にはセットプレーからMadlungが狙うも、これはゴールラインぎりぎりで跳ね返されてしまう(18分)。

しかしその6分後、Pilsenが一瞬のチャンスを活かすことになる。右サイドからAles Matejaにドリブルで切り込まれると、そのままミドルシュートを決められてしまう(24分)。雨足が強まり、パス回しにも影響が出る中、攻撃の糸口を探すフォルトゥナは、36分、この日最大のチャンスを迎える。しかし、Gartnerが相手ディフェンスラインの裏に抜け出し、GKと1対1のシーンを迎えるも、これを決めることが出来ず、同点のチャンスを逃してしまう。42分には逆に相手に決定的なシュートを放たれるも、これはUnnerstallのファインセーブで切り抜け、前半は1点ビハインドで折り返すこととなった。

 

後半に入り、Funkel監督は、Madlung、Bormuth、Fink、Sobottka、Unnerstallを残して、あとの6選手を交代させることに。すると雨の勢いが弱まってきたところで、フォルトゥナが最初のチャンスを得る。48分、左サイドからパスを受けた Ngomboがシュートを狙うも、これは惜しくも相手GKのファインセーブにあう。その後も攻勢を強めたフォルトゥナは、ボールの支配率を上げ、中盤からボールを積極的に前線に送るも、最後の決定力を欠き、なかなかシュートが放てない。68分には右サイドからのセンタリングに再びNgomboが頭で合わせるも、これも相手ゴール上を超えてしまい、得点には至らない。

その後もフリーキックやコーナーキックのチャンスが立て続けに訪れるも、どのチャンスも活かすことが出来ないまま、後半ロスタイムを迎えてしまう。ここでGKのUnnerstallも前線に上がってくると、最初のコーナーキックは相手DFに弾かれてしまうも、続けて2回目のコーナーキックは、見事にUnnerstallの頭にピタリと合い、ヘディングシュートがPilsenゴールネットを揺らすことに。そしてその直後にタイムアップとなり、試合は1‐1の引き分けとなった。

 

これでオーストリアキャンプでの2試合は共に引き分けという結果に。チームは明日の水曜日にデュッセルドルフに戻ることになるが、指揮官は、明日の朝に最後のモーニングランニングを行う予定にしている。

 

フォルトゥナメンバー表:

Unnerstall – Schauerte (46分 Koch), Bormuth, Madlung, Bellinghausen (46分 Lucoqui) – Gartner (46分 Duman), Sobottka (63分 Schmitz)– Bebou (46分 Iyoha), Yildirim (46分 Ngombo), Ritter (46分 Kiesewetter) – Fink (63分 Rüzgar)

 

得点者:

0:1 Mateja (24分)

1:1 Unnerstall (90分)