HITACHIがフォルトゥナとのパートナーシップを延長。

日系テクノロジーグループと伝統クラブの友好関係が継続に。

日系テクノロジーグループであるHITACHIと、フォルトゥナ・デュッセルドルフのパートナーシップが延長されることが決定した。HITACHIはすでにこれまでの4年間、プレミアムパートナーpremiumPARTNERとしてフォルトゥナとの友好関係を構築してきたが、この関係性を通じて、デュッセルドルフとの繋がりを強め、認知度も向上させてきた。これらを踏まえて、双方共にこの長期間続いているパートナーシップを延長することで合意に至った。

HITACHIは契約延長により、引き続きフォルトゥナのプレミアムパートナーとしてESPRITアリーナ内にて、魅力的なブランド広告を行っていくことになる。TVに映るエリアのLEDボードやフィックスのボードにもHITACHIのロゴが掲載され、更にVIPエリアを含む試合のチケットも保有することになる。

これまでにHITACHIは、ホーム試合におけるプロモーション活動だけでなく、フォルトゥナと共に様々なイベントを実施してきた。最近行ったものとしては、日本社会とフォルトゥナの友好関係をより親密なものにしていくためのイベント“F95 meets Japan powered by Hitachi“を日航ホテルにて開催している。当日は、HITACHIグループから日立ハイテクノロジーズヨーロッパ小掠義之社長が、そしてフォルトゥナからはシェーファー会長と日本人選手の金城ジャスティン俊樹が、参列した日本社会の方々へ向けたスピーチを行うなど、日独の有意義な交流の機会を提供した。

 

日立ハイテクノロジーズヨーロッパ 小掠義之社長：

HITACHIグループにとってデュッセルドルフは欧州における主要な拠点であり、現在11のグループ会社と500名を超える従業員が、さまざまな分野でのビジネスに関わっている次第ですが、家族を含め数千名の関係者が市民の皆様と日々暮らしを共にさせて頂いている生活の場でもあり、その多くがスポーツ、特にサッカーに大きな関心を寄せております。

HITACHIがフォルトゥナを支援する理由は、ワールドカップ優勝国であるドイツの国民的なスポーツであるサッカーを支援することを通じて、日系企業としての広告宣伝効果だけでなく、このフォルトゥナという伝統のあるブンデスリーガとともに、HITACHIグループは欧州での息の長い社会貢献活動を目指すものです。我々は、フォルトゥナが今シーズンに素晴らしい結果を残してくれることを心より祈念しております。

 

フォルトゥナ・デュッセルドルフ Robert Schäfer会長：

私は昨シーズンのフォルトゥナのホーム試合で、(日立ハイテクヨーロッパの)小掠社長と初めてお会いして話をさせていただいた際に、非常に大きな信頼をいただけていることを感じていました。そのときにも、どのような形でこのパートナーシップを継続していくかについて話し合いましたが、双方共に、この関係性を続けていくことに大きな信頼と関心を持つことが出来ていました。だからこそ、これまでの話し合いが、双方にとってポジティブな結論に至り、日立がこれから新たに進んでいく我々の道を力強くサポートしていくれることを心より嬉しく思っています。