金城は大怪我ではなかったことが判明。
骨の浮腫、内側靱帯挫傷、半月板挫傷。
先日行われたフランス1部クラブFC Lorientとの一戦にて、80分に相手選手からの右膝に激しいファールを受け負傷した金城ジャスティン俊樹が、MRTの診断結果により、骨の浮腫、内側靱帯挫傷、半月板挫傷が見られるが、大怪我ではなかったことが判明した。
FC Lorient戦の後半残り10分ということろで、相手選手のDidier N´Dongに激しいタックルを受け、ピッチに蹲った金城ジャスティン俊樹の下へ、フォルトゥナのフィジオが駆け寄り、そのままピッチ上で応急処置をすることに。明確だったことは、金城がこのままプレーを続行することは不可能だったということ。そして膝をバンテージで巻かれた状態で、そのまま担架に乗せられてロッカールームまで運び込まれていた。
この負傷を負う前に、金城は素晴らしいミドルシュートを2本決めるなど、素晴らしいパフォーマンスを披露していた。Friedhelm Funkel監督も19歳の日本人が見せたプレーには非常に満足していたが、その直後に彼の負傷に心を痛めることとなった。「金城が素晴らしい2ゴールを決めた後に膝を負傷してしまったということは、とても残念でならない。とにかくひどくないことを願っている(Funkel監督)。」
その後はフォルトゥナのメディカルチームによって治療が続けられ、好転を見せている。「少しずつ良くなっていると思います。怪我による最初のショップはもうだいぶなくなりました。昨日ほどの痛みはもうなくなってきています」と金城自身も今日の様子を伝えている。なお、金城は、選手たちが日曜日のトレーニングへ向かう中、チームホテルに残り治療を受けていた。
そしてフォルトゥナのThomas WieczorekチームドクターはMRTの診断の結果、「膝はしっかりとしている。靱帯に関しても大きな損傷は見られない。正確な診断結果としては、骨の浮腫、内側靱帯挫傷、半月板挫傷ということになる」とコメントしている。