スポーツ分野における新しいコンセプトを確立へ。
Erich Rutemöllerが名誉スポーツ役員に。
フォルトゥナの監査役会は、Erich Rutemöllerに新しいスポーツ役員としての就任を依頼し、Rutemöllerはこれを受けることを決断した。これによりユースアカデミーからトップチームまでのスポーツに関する構造やコンセプトなどすべての責任を担うことになる。なお、同氏は名誉職としての就任になる。また、Uwe Kleinがスカウト主任に就任し、チーム作りを担当することも決定した。
Erich Rutemöllerは名誉スポーツ役員として、スポーツ分野におけるすべての責任を担うことになり、ユースアカデミーとトップチームの歯車になるだけでなく、スカウティング部門の更なる強化を担当することになる。ドイツサッカー界において、経験豊富な人材である71歳のRutemöllerは、ブンデスリーガクラブで多くの監督経験を積んだのち、ドイツサッカー協会でも長年尽力してきた。DFBの指導者として活動しながら、指導者ライセンス教育にも従事し、更に指導者の促進教育にも貢献してきたが、さらには代理人として国際的に活動の幅を広げ、幅広い人客ネットワークの構築を行い、他国のサッカー協会との友好的な関係を構築してきた。
46歳のUwe Kleinは、新しいスカウティング主任に就任し、チーム作りを行うことになる。2002年から2014年までアシスタントコーチとしてコーチングスタッフのメンバーとしてフォルトゥナで従事してきたKleinは、FC Hansa Rostockでスポーツディレクターを経験したのち、デュッセルドルフに復帰を果たすことになる。
またこれにより、これまでスカウティング部長を務めてきたMark Ulshöferは、今季を以ってフォルトゥナを去ることとなった。クラブはこれまでの9年に及ぶ貢献に感謝するとともに、今後さらなる幸運が訪れることを願っている。
Erich Rutemöller:
「フォルトゥナでスポーツ分野のすべてを担い、構造的な改善を行い、更に確固たるコンセプトを作り上げていくという任務は、私にとっても非常に楽しみなものである。」
Dr. Reinhold Ernst監査役会長:
「我々によって、スポーツ分野において独立したスポーツ役員を獲得することは非常に重要なことだった。Erich Rutemöllerはこれまでの豊富な経験から、課題を忠実に遂行し、構造的にも更なる発展をもたらすことが出来る存在である。」
Robert Schäfer会長:
「私はErich Rutemöllerが今回の要請を受け入れ、今後我々と共に仕事をしていくことを決断してくれたことを大変嬉しく思っている。これにより、シーズン終了から4週間たったが、これでスポーツ部門をリードしてくれる人材を確保することが出来た。フォルトゥナとしては、非常に経験豊富で貴重なサッカーの専門家をスポーツ役員として迎えることになる。彼は様々な知識に加えて、更なる成長やアイディアにもオープンなスタンスであり、これから我々が進んでいく道を共に作っていくことになる。」