Bericht

2016/03/15 | ニュース

「出場が確定している選手はいない」

Friedhelm Funkel監督就任記者会見。

フォルトゥナは月曜日の午後、Friedhelm Funkel氏の新監督就任を発表し、その約24時間後にPaul Jäger役員とRachid Azzouziスポーツディレクターと共に、正式な就任記者会見を行った。チームでの最初の挨拶を行ったFunkel氏は、多くのジャーナリストの前で就任のコメントをしたのち、彼らからの数多くの質問にも、力強い声で回答した。

まず初めにJäger役員は、「フォルトゥナで働き始めた頃からFriedhelm Funkel氏のことは知っている。それ以来25年以上が経つが、こうやって今、共に仕事が出来ることになったことは非常に素晴らしいことだ。だからこそ、これからの未来をとても嬉しく思っている」と切り出した。しかしこれまでの試合についてもしっかりと言及し、「ここ数週間のライバルチームの成績に目を向け、そして今の順位表に注視すると、それはとてもナーバスになってしまう状況である。もしチームがSandhausen戦の後半のような姿を見せていなければ、我々はMarco Kurz監督を強く後押ししていた。しかしそうではなかったため、我々はこのままKurz監督では残留を果たすことが出来ないとの判断を下した」とコメントした。

Rachid Azzouziスポーツディレクターもこの意見に同調するとともに、「結果を見ると、我々は思い通りにものを得ることが出来なかった。それに対し、ライバルたちは次々に勝ち点を獲得することに成功していった。1月にはMarco Kurz監督と共に再起出来るものと期待していたが、残念ながらそれを起こすことが出来なかった。だからこそ我々は今、チームに新しい刺激を入れる必要があった。私はFriedhelm Funkel氏が彼の経験からチームに新しい勢いをつけてくれるものと信じている」と続けた。

 

以下は、Friedhelm Funkel新監督のコメントより:

 

フォルトゥナとの接触について…

「Paul Jäger氏が言ったように、我々はお互いのことをすでに長きに渡って知っていた。これまでにこのクラブのために働いたことはなかったが、それでも定期的にコンタクトを持っていた。私は自分の故郷であるNeussがデュッセルドルフに非常に近いことを生かし、可能な限りスタジアムに足を運んでいた。だからこそ、このクラブのために働くことが出来ることを非常に嬉しく思う。」

 

現在の状況について…

「私の任務は決して簡単なものではない。しかし実現可能なものでもある。そのためにはもちろん、Sandhausenの後半とは全く違う姿を見せなくてはならない。これに関しては、今週の土曜日は全く違うフォルトゥナのチームを見ることが出来るのではないかと思っている。」

 

チームに対しての最初の挨拶について…

「私は選手たちに、出来るだけ早く1つになり、まとまりを示さなくてはならないことを伝えた。試合のスターティングメンバーに入れないからといって不満気な顔をする選手は見たくない。そして彼らに、必ず残留を果たすことが出来ることも伝えた。」

 

最初のトレーニングについて…

「私はトレーニングからすでに、気持ちのこもった激しい対人プレーを期待している。練習で出来ないことは試合で見せることは出来ない。そしてそういったことは、スタジアムの雰囲気を確実に得るために、必要なことである。」


これまでのフォルトゥナの試合は見ていたのか…

「フォルトゥナの多くの試合はテレビで観戦してきた。その中でとても気になったのは、ミスをしたり失点をしたあとに、うなだれてしまっている選手たちの姿だ。それはあってはならないことである。誰もがミスをしていいのだから。そこからミスを取り返すための努力をする姿を求めている。」

 

模範的な選手たちは…

「我々のチームには経験豊富な選手たちが多くいるし、そういった選手たちがチームを引っ張っていかなくてはならない。その選手たちがこれまで出場していたかどうかは大きな問題ではない。出場が確定している選手はいない。」



Peter Hermannアシスタントコーチについて…

「Peterがチームに残ることは、私にとって非常に重要なことだった。我々はお互いを長きに渡って知っている仲だ。その昔はBayer UerdigenとBayer Leverkusenとしてよく対決したが、試合の後は常に握手し合うような関係だった。その後は指導者として何度も対峙してきたし、スカウティングにおいてもよく向き合ってきた。彼は私にとってはアシスタントコーチではなく、一人の監督であり、それは私には本当にとても重要なものだ。彼はチームを熟知しているし、彼の言葉は私にとって大きな比重を占めることになる。」

 

今シーズン末までの契約について…

「その後にどうなるかについては、今は全く考えていない。今の私にはこれからの9週間とその中で迎える8試合だけだ。私はこの伝統的なクラブ、フォルトゥナ・デュッセルドルフをブンデスリーガ2部に残留させることのみに集中したい。」

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