Bericht

2016/02/19 | ニュース

「1勝したからといって、我々の目標が変わるわけではない」

1.FC Nürnberg戦に向けたMarco Kurz監督の記者会見。

前節、アウェーにて2位SC Freiburgに2-1で勝利したフォルトゥナだが、来週月曜日には次の強敵であり、リーグの中ではトップチームのカテゴリーにいる1.FC Nürnbergが待ち受けている。Nürnbergはここ11試合で黒星がなく、順位も3位まで上げてきており、Kurz監督は自分の古巣に対して、大きな警戒心を持っている。

「(次節の試合も)私にとっては他のどの試合とも違いはない」と切り出したKurz監督だが、自身のNürnberg時代の過去については、「VfB Stuttgartから1.FC Nürnbergへの移籍は、私にとってプロサッカー選手への第一歩だった。それは自分の故郷を離れるという、特別な瞬間でもあった。加えて私はNürnbergで最初の娘を授かっている」と続けた。クラブには昔同様今も知っている顔がいるため、「世話役や何人かのユースアカデミーのクラブスタッフは知っている」とコメント。

 

しかし監督にとって月曜日に最も重要なことは、チームのパフォーマンスということになる。「私はFreiburgでの試合の後、常に準備し、走力なども備えていくことの重要性についてコメントしたが、それはすべての試合において求められるものだ」と、選手たちへの要求を口にした。それについては次節のNürnberg戦でも問われることになる。「我々が自分たちの長所を出すことが出来れば、試合の中でも幸運を掴むことが出来るだろう。」

 

Nürnbergは過去11試合で勝ち点19点を獲得しており、「Nürnbergの選手たちは非常にいい状態にある良いチームだ。非常に成熟度が高く、経験もとても豊富だ。フリーキックの際は特に気を付けなくてはならない。そのためにも、ペナルティエリア付近での不用意なファールは避けなくてはならない」と、注意を促した。



月曜日の試合では、Freiburg戦同様の展開が予想される。「Nürnbergはおそらくロングボールを多用し、前線の強力なツートップGuido BurgstallerとNiklas Füllkrugをターゲットにしてくるであろう。だからこそ我々は、セカンドボールを奪う必要があるし、こぼれ球をシュートさせないようにしなくてはならない。なぜなら彼らはシュートに決定力を持っているから」と、警戒心を口にした。

 

フォルトゥナのスターティングメンバーに関しては、大きな変更は考えていない。風邪のために離脱していたDidier Ya Konanは、金曜日の午前の練習には軽いランニングトレーニングを行ったが、月曜日の試合には引き続きメンバー入りはしない。それに対してMarcel Sobottkaは順調にトレーニングをこなしており、「Marcelはチームには非常な存在であり、彼が今週のトレーニングでリズムを取り戻してくれていることを嬉しく思っている」とKurz監督もポジティブなコメントをしつつ、試合に向けては、「Freiburg戦の前にも述べたが、今シーズンに関しては、トップチームと渡り合っていくことは非常に難しい。しかし試合の中には必ずチャンスというものがあるものだ」と、チャンスがあることを明言している。

 

この試合で勝ち点3を獲得することが出来ればこの上ないが、これに対しKurz監督は、「1勝したからといって、我々の目標が変わるわけではない。今の目標はしっかりと残留を決めることであり、獲得勝ち点23点という現在は、それには全く到達していない。一歩間違えばすぐにまた別の方向へ行きかねないのだから。だからこそ毎試合、新しい気持ちで集中して挑まなくてはならない」と、気を引き締めた。


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