Bericht

2014/06/10 | ニュース

【Nr.01】モバイル・フォルトゥナサッカースクールがスタート。

第1回は愛知県の尾張フットボールクラブにて。

フォルトゥナが日本人のために提供する移動式サッカースクール、「モバイル・フォルトゥナサッカースクール」がスタートを切った。まずはドイツ語サッカー単語の指導を行い、その後にその単語を使ったサッカーのトレーニングで子供たちにドイツを身近に感じてもらうことが目的。第1回となったのは、愛知県のウィル大口スポーツクラブに属する尾張フットボールクラブ。小学生と中学生の2つに分けて行われた新しい取り組みは、日本の子供たちに新しい刺激となった。

フォルトゥナが日本のサッカー少年たちに向けて新しい取り組みをスタートさせた。その名も「モバイル・フォルトゥナサッカースクール」。このモバイルとは”移動式”を意味し、日本デスクを担当する瀬田元吾が、日本のサッカーチームからの要望を受けて当地まで出張し、指導に当たるというものだ。

この移動式サッカースクールは2つのパートに分かれている。第一部となるのは、ドイツ語のサッカー用語を覚えてもらうパートで、瀬田が講師を務める形で、子供たちに約30のドイツ語サッカー単語を覚えてもらう。この時に気を付けることは、とにかく声を出して覚えてもらうこと。ゲーム形式で子供たちに単語を暗記してもらったのち、第二部となるのがその単語を使ったサッカーの練習となる。言われるだけでなく、自分もドイツ語の単語を発することで、自ずとドイツ語を覚えることが出来てしまうというものだ。

 

第1回となった6月8日(日)は、愛知県のウィル大口スポーツクラブに属する尾張フットボールクラブからの要望を行けての開催となった。まずは午前中に小学生を対象としてドイツ語レッスンとサッカートレーニングを行ったが、子供たちは慣れないドイツ語のサッカー単語に最初は戸惑いを見せていた。しかし、友達同士で大きな声でやり取りをしているうちに、あっという間に単語を暗記してしまうと、それを使って大きな声で指示が出来るように。さらに午後の部では、中学生らが中心となったため、さらに暗記するスピードも早くなり、もっと単語を教えてほしい、などという声が飛び出すほどだった。

普段聞いたこともないドイツ語は、子供たちにとってはちょっと遠い存在だったかもしれないが、トレーニング後には、友達同士でドイツ語でふざけ合うくらい身近なものとなっていた。こうやってドイツ語が子供たちにとって興味深い存在となっていくことで、彼らが将来ドイツでサッカーをしたいと思うようになってくれれば、このスクールが大きな意味を持ってくれたと言えるのかもしれない。

 

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