テストマッチでKFC Uerdingenに8-1。
Christopher Avevorが長期の怪我から実践に復帰。
フォルトゥナはArena SportparkでKFC Uerdigenとテストマッチを行い、8-1の勝利を収めた。先制ゴールを奪うまでに30分を要したが、31分にLukas Schmitzのミドルシュートで最初の得点を決めると、その後、Ihlas BebouとMike van Duinenが追加点を決めて前半を折り返した。後半にはAlexander Madlung、Schmitz(PK)がゴールネットを揺らし、またJoel Pohjanpaloが13分間でハットトリックを決める活躍を見せ、試合は8-1でタイムアップとなった。
火曜日の夕方に行われたKFC Uerdigen(ドイツ5部リーグ所属)とのテストマッチで、Christopher Avevorが2014年12月に膝に重症を負って以来、約11か月ぶりに実践復帰を果たした。またFrank Kramer監督は、1-0で勝利したGreuther Fürth戦で出場時間の少なかった選手を含むメンバーに、可能な限り出場機会を与える配慮を行った。
試合は中盤での激しい攻防戦となったが、30分を過ぎたところで動くことに。31分、Joel Pohjanpaloが右サイドから切れ込み、豪快にシュートを放つ。このボールはクロスバーに阻まれてしまうが、そのこぼれ球を拾ったLukas Schmitzが、そのままダイレクトでミドルシュートを放つと、これがUerdigenゴールに突き刺さり、フォルトゥナが均衡を破ることに成功する。さらにその10分後、再びPojanpaloのシュートは相手GK Schwableにセーブされるも、こぼれたところをIhlas Bebouが押し込み、追加点を決める。するとUerdigenがフォルトゥナディフェンス陣のミスからボールを奪うと、最後はNakamuraにフォルトゥナゴールネットを揺らされてしまう(43分)。しかし、この直後のキックオフから、再びPojanpaloのお膳立てで、Mike van Duinenが決めて3点目(44分)。これで前半は3-1で折り返すこととなった。
後半に入り、いくつかのポジション変更を行うと、70分、若手のTaylan Dumanのコーナーキックから、Alexander Madlungがヘディングシュートを決めてリードを広げると、Pojanpaloが13分間(72分、83分、85分)でハットトリックを決める活躍を見せる。またその間には、Lukas SchmitzがPKで追加点を挙げた。そしてタイムアップを迎えたフォルトゥナは、8-1の大勝を収めることとなった。
Frank Kramer監督:
我々は前半開始からあまりにもゆっくりな立ち上がりをしてしまった。20分を過ぎてようやく最初のチャンスを作ったが、そこからは継続して前へ前へとプレーすることが出来た。それが結果という形で出たことは良かった。もちろんその中でもChristopher Avevorが復帰出来たことは特別嬉しいことだ。彼にとって、長期離脱からの復帰としては、非常に重要な第一歩となったと思う。総括して、非常に有意義なテストの機会となったし、選手たちもしっかりと力を示してくれたと思っている。
Christopher Avevor:
(前半の)45分間でかなり疲れてしまったが、それよりもまず問題なくプレーをすることが出来たことが非常に嬉しい。(負傷箇所であった)膝がしっかりとプレーに耐えられることを確認することが出来たことがとても良かった。とても長い期間のリハビリを要していただけに、再びチームメートとともにピッチに立つことが出来たことは、何にも代え難い喜びとなった。
フォルトゥナメンバー:
Unnerstall – Akpoguma (66分 Ajani), Strohdiek, Madlung, Holthaus – Fink (66分 Erat), Avevor (46分 Iyoha), Schmitz, Bebou – Pohjanpalo, van Duinen (66分 Duman)
得点者:
1:0 Schmitz (31分)
2:0 Bebou (41分)
2:1 Nakamura (43分)
3:1 van Duinen (44分)
4:1 Madlung (70分)
5:1 Pohjanpalo (72分)
6:1 Schmitz (80分 PK)
7:1 Pohjanpalo (83分)
8:1 Pohjanpalo (85分)