雨天でのテストマッチに敗戦。
Grasshoppers Zürichに0-3。
フォルトゥナはスペインキャンプ最後のテストマッチで、Grasshoppers Zürichに0-3で敗れた。悪天候のため、芝生が水に浸かった状態のピッチで行なわれたこの一戦は、Zürichが多くのチャンスを結果に結びつける結果となった。なおチームは、翌日の水曜日にデュッセルドルフへの帰路へとつくことになる。
激しい豪雨のために、水に浸かってしまったピッチで行なわれたGrasshoppers Zürichとの一戦、まずはフォルトゥナにとっては不幸と言えるミスでZürichに幸運が訪れる。開始早々の1分、フォルトゥナのバックパスが水溜りで止まってしまうと、そのチャンスをMunas Dabburが逃さず、Lars Unnerstallとの1対1を落ち着いて決められ、先制点を許してしまう。そのDabburは17分にも、フォルトゥナDF陣のミスからボールを奪うと、この日2点目となるゴールを決められてしまう。その後、30分には、まずはGK Michael Rensingがゴールマウスに入ることに。
フォルトゥナにとっての最初のチャンスは36分、Mathis Bollyがそのスピードを活かして右サイドを突破しセンタリング。しかしそのボールは相手GKにキャッチされてしまう。その後はチャンスというチャンスは作ることが出来ず、前半は2点ビハインドのまま折り返すことに。
後半から3人の新しい選手を投入したOliver Reck監督の期待に応え、まずはMichael Liendlがスルーパスを通すと、これを受けたTugrul Eratがシュートを放つも、ボールは惜しくも相手ゴール上に超えていく(49分)。するとその1分後の50分、素晴らしいコンビネーションプレーからShani Tarashajに追加点を許してしまい、点差を3点に広げられてしまう。60分プレーしたところでReck監督は更に8選手を交代させ、第3 GK Robin Hellerまでのすべての選手が出場の機会を与えられることとなった。
74分には途中投入されていたChristian Weberがミドルシュートを放つも、これは相手GKのスーパーセーブに合い、得点には至らない。84分には左サイドからの好センタリングをErwin Hofferが決めきれず。90分にはOliver FinkがWeberの蹴ったFKに頭で合わせるも、これもネットを揺らすことは出来ず、そして試合はそのままタイムアップとなり、フォルトゥナはスペインキャンプ最後のテストマッチで勝利を飾ることは出来なかった。
フォルトゥナメンバー表:
Unnerstall (30分Rensing, 60分Heller) – Schauerte (60分Akca), Tah (60分Soares), Bodzek (60分Bomheuer), Schmitz (60分Weber) – da Silva Pinto (60分Lambertz), Gartner (46分Fink) – Bolly (46分Erat), Benschop (46分Liendl), Bellinghausen (60分Halloran) – Pohjanpalo (60分Hoffer)
得点者:
0:1 Dabbur (1分)
0:2 Dabbur (17分)
0:3 Tarashaj (50分)