Bericht

2023/03/05 | ニュース

PK、ジョーカー、守護神

#SSVF95での5つの要点をチェック

今シーズン最も長距離移動を強いられたアウェー戦は、Regensburgに足を運んだフォルトゥナファンにとってポジティブな記憶に残ることだろう。PKを誘発した選手、PKをしっかり決めた選手、そしてチームの守護神のお陰で、フォルトゥナは待望のアウェーでの勝利を挙げることに成功した。アウェーで勝ち点3を獲得したRegensburg戦での5つ要点は以下の通り。

1.アウェーで勝利!

SSV Jahn Regensburgに1-0で白星を挙げたことは、フォルトゥナにとって10月29日以来となるアウェーでの勝利となったと言うと少しドラマチックに聞こえるかもしれないが、10月末以来、Daniel Thioune監督率いるチームはアウェーで4試合しか戦っていなかった。それでも、この勝利は順位だけでなく、精神的にも重要なものとなったことは間違いない。ちなみに、敵地にてRegensburgに勝利したのは今季すでに2度目で、前回はドイツ杯第2回戦にて3-0で勝利したのがキッカケとなり、続くKarlsruheとKielでのアウェー戦でも勝ち点3を獲得していた。

 

2.常に相手より早い一歩

Felix Klausがいなければ、この日のゴールは生まれなかっただろう。このアタッカーは試合終盤の82分に途中交代でピッチに立つと、その数分後に決定的なシーンを作り出す。Matthias Zimmermannからのクロスがファーサイドに流れると、Klausが相手のDFの前に入り込み、ペナルティエリア内で相手のファウルを誘発してPKを獲得。KlausがフォルトゥナでPKを獲得したのは、これで通算6度目となる。クレバーで経験豊富なKlausは、常に相手より一足早くボールに触れることができる。

 

3.確実なPK

PKを獲得したら必ずキッカーを務める者がいる。しかしここ最近、Rouwen Hennings (Braunschweig戦)もDawid Kownacki (Magdeburg戦)もPKを失敗し、 PKがゴールに繋がるのは必ずしも当然のことではなかった。それでもこの試合、キッカーを務めたポーランド人ストライカーは冷静さを保ち、しっかりとゴールネットを揺らして見せた。Kownackiは試合後、「もし今日PKをもらったら、”相手GKの動きを見てから蹴るよ”と試合前にMichal Karbownikに話していたんです」とコメント。怪我からの復帰戦となったBraunschweig戦では試合開始わずか数秒後にゴールを挙げていたKownackiが、このゴールで改めて自分の重要性を証明して見せた。それだけでなく、25歳のストライカーは素晴らしいパフォーマンスを発揮し、デュエル勝率(17回)でもフォルトゥナで最も高い数字を記録していた。

 

4.守護神Kastenmeier

Daniel Thioune監督は試合後の記者会見で、「このスタジアムでプレーするのが大好きなGKが、また素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました」とコメント。Regensburg出身のFlorian Kastenmeierは、地元で再び素晴らしいプレーを発揮。前半、相手が猛攻を仕掛けてきた際、Sapreet SinghとAndreas Albersのミドルシュートをスーパーセーブで防ぎ、この試合を無失点に抑えたのはこのGKの高パフォーマンスによるものだった。ちなみに、KastenmeierにとってJahnはプロとして対戦したのが最も多いクラブとなっており、これまで戦った7試合の戦績は3勝4分の無敗、そのうちの4試合を無失点に抑えている

 

5.次節はホームゲーム

この勝利がフォルトゥナにとって重要だったのは、この先数週間の道筋を示すものにもなったからだ。シーズン後半戦、最初の数試合はリーグ下位のチームしかデュッセルドルフを訪れていなかったが、ここからは上位3チームが相次いでMerkur Spiel-Arenaにやってくる。その1戦目が3月11日(土)の20:30キックオフで開催され、フォルトゥナは現在3位の1. FC Heidenheimを相手にリーグ3連勝を狙う。今シーズンの行方を左右するであろうホームでの特別な一戦のチケットはこちらから。

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