「”言葉にできない”としか言えない」

プロ初ゴールを挙げたJONA NIEMIECにフォーカス

Jona Niemiecの活躍についてはすでに多くのことが語られているが、金曜日の夜、その物語に新たなストーリーが加わった。Eintracht Braunschweigとのホームゲームの終盤、途中交代でピッチに立ったNiemiecはプロ初ゴールをマークすることに成功した。

試合後、3-1となる決勝ゴールをきめた21歳のNiemiecは、「ツィンボが自陣で見事にボールを奪った後、相手の裏に抜け出した私を見てくれました」と自身のプロ初ゴールについて振り返った。Niemiecは相手DFラインの裏へ抜け出し、GKとの1対1の場面でも冷静さを保ち、シュートを流し込んでゴールネットを揺らした。しかし、一度はオフサイドの判定となり、その後の審議に1分間以上の時間を要した。

 

「私も最初はオフサイドだと思いました」とNiemiec。そのため、一度はゴールが取り消しとなったものの、VARの結果、Niemiecはオフサイドではなかったことが判明。審議に時間を要したのは、Matthias Zimmermannのハンドも審議の一部となったからだった。それでも、このゴールは認められ、これがプロ初ゴールとなったNiemiecは、「審議の時間が長かったですが、ゴールが認められ、歓喜の瞬間を迎えれらて嬉しかったです」とコメント。

 

Jona Niemiecにとってここ数週間は、決して平凡な日々ではなかった。そして金曜日の夜、また新たなハイライトが加わったことに対して、「”言葉にできない”としか言えません。毎週、毎日、新しい体験ができるのは素晴らしいことです。本当に嬉しく思います」とNiemiec。試合終了後、フォルトゥナのサポーターは応援歌でNiemiecにもう1つの特別な経験をプレゼントした。21歳のヤングスターは「私を受け入れてくれたファンに本当に感謝しています。自分でもまだ全てを信じられていません」と喜びを表現。フォルトゥナファンは皆、Jona Niemiecのストーリーが今後どのように続いていくのか、期待を膨らませている。