ここ最近勝ち点を獲得できていないチーム

対戦相手チェック：Hansa Rostock

フォルトゥナ・デュッセルドルフとHansa Rostockの直接対決は、6勝6分6敗というバランスの取れた戦績となっている。そんな両チームが今週土曜日(9月10日)、デュッセルドルフにて20:30キックオフで激突する。ここではそんなトップゲームの対戦相手をチェックしていく。

デットライン・デーに3人の選手を獲得

移籍期間最終日、RostockはRick van Drongelen、Dong-gyeong Lee、そして元フォルトゥナの選手でもあるAnderson Lucoquiを獲得。Hansaは左サイドバックのLucoquiとセンターバックのvan Drongelenというブンデスリガーでの経験が豊富な選手でチームを強化している。また、攻撃的プレーヤーのLeeは、すでに昨シーズンに韓国のUlsan HyundaiからFC Schalke 04にレンタルで移籍していた。

 

フィジカルの強さ

Hansa Rostockはここまで7試合を終えた時点で勝ち点9ポイントを獲得し、順位表では中堅に位置している。ここ最近、Jens Härtel監督率いるチームはアウェーにてKarlsruher SCに0-2で敗れ、ホームでもHannover 96に0-1で黒星を喫している。とはいえ、決してHansa Rostockに闘争心がないわけではない。Rostockはすでにイエローカード22枚(Sandhausenに次いでリーグ2位)とタックル1500回 (リーグ4位)を記録しており、この数字が彼らのフィジカルを活かしたプレースタイルを強調している。また、前節はLukas Fröde、Ryan Malone、van Drongelen、John Verhoek、Lukas Hinterseer、Dennis Dressel、Svante Ingelssonと、1.85m以上の選手が7人ピッチに立っていた。つまり、フォルトゥナも空中戦にも気をつけなければならない。全体的にHansaは守備をコンパクトに行い、そこからカウンター攻撃を得意としている。

 

ストライカーPröger

Rostockの攻撃の中心となるのがKai Pröger。Paderbornから移籍したストライカーは、ここまで2得点2アシストの活躍を見せている。Rostockはこれまで5得点しか挙げていないため、 Prögerはチームが挙げたゴールの80％に関与していることとなる。それに加え、新加入のLeeとLucoquiがRostockの攻撃に柔軟性をもたらすことになるだろう。