Bericht

2015/01/31 | ニュース

SV Meppenに0-0。

疲労の見えたフォルトゥナは、多くのチャンスを活かしきれず。

後半戦初戦となるKarlsruher SC戦の1週間前に行なわれたSV Meppen 1912とのテストマッチは、スクアレスドローのまま終了した。ホームのPaul-Janes-Stadionにて行なわれたこの試合で、フォルトゥナは数多くのチャンスを作ったが、それを活かしきることが出来なかった。

Oliver Reck監督率いるフォルトゥナトップチームは土曜日に、ドイツ4部リーグに所属するSV Meppem 1912とテストマッチを行なった。本来、Meppenにて行なわれる予定だったこの一戦は、天候によるグランド状況の悪化から、デュッセルドルフのPaul-Janes-Stadionで行なうことに変更となった。

Reck監督は、Borussia Dortmund戦でのスターティングメンバーを中心とした選手たちをピッチに送り出すことに。しかしCharlison BenschopとJonathan Tahが、「ウォーミングアップ中に筋肉に不具合を感じたため、リスクを避けるため出場を見合わせることににした(Reck監督)」ため、これに変わってErwin HofferとDustin Bomheuerが、急遽キックオフのピッチに立つことになった。また、筋肉に張りを訴えていたJoel Pohjanpaloも、この試合での出場は見送ったため、これに替わってBen Halloranが右サイドMFのポジションに入った。

試合は開始からフォルトゥナが中盤を支配し、主導権を握る展開に。13分にはHofferからのラストパスを受けたHalloranが相手GKと1対1になるが、これは相手GK Benjamin Gommertのファインセーブに合い、ゴールネットは揺らすことが出来ず。フォルトゥナイレブンはこれに続いて、立て続けに決定機を作るも、どれも得点に結びつけることが出来ない。Meppenも少ないチャンスからミドルシュートなどを放つも、これは守護神Michael Rensingが素晴らしいパフォーマンスで切り抜ける。

前半に先制点の欲しいフォルトゥナは、終了間際にも立て続けにチャンスを作り出す。しかしAdam Bodzek(40分)、Julian Schauerte(41分)、Hoffer(43分、45分)が次々にシュートを放つも、どれも決定力を欠いてしまう。


前半を0-0で折り返したフォルトゥナは、メンバーの交代のまま後半に。すると試合展開も前半同様、フォルトゥナが終始攻勢に出る展開に。しかし、左右から攻撃の形を作り、積極的に相手陣内に攻め込むも、どうしても相手ゴールを奪うことが出来ない。47分にはMichael Liendl、Halloran、Hoffer、Lukas Schmitzを経由したパスを、最後はLiendlがシュートするも、これも相手GKのファインセーブに阻まれてしまう。逆にその直後には相手FWがRensingとの1対1のシーンを作るが、これもRensingの好セーブで難を逃れる。疲れの見え始めた選手たちに対し、Reck監督は新しい選手を投入することに。Sergio da Silva PintoとBen Halloranに替えて、Mathis BollyとAndreas Lambertzをピッチに送り出すと、Bollyがそのスピードを活かしてチャンスを作り出す。サイドを突破してセンタリングを送ったかと思うと、Schmitzからのラストパスを受けてシュートを放つなど、フォルトゥナの攻撃を活性化させる(82分)。しかし、結局最後までこの精度を高めることが出来なかったフォルトルナは、90分戦い抜いてスコアレスドローのまま、タイムアップの笛を聞くこととなった。

Reck監督はこの試合結果に対し、「今日は多くのチャンスを作るも活かし切ることが出来なかった。このチャンスは来週の Karlsruher SC戦で活かせるようにしたい」とコメントしている。


フォルトゥナメンバー表:

Rensing – Soares, Bodzek, Bomheuer , Schauerte , Schmitz, Gartner (79分Erat), Pinto (62分Lambertz), Liendl, Halloran (62分Bolly), Hoffer

 

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